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【season2-1学期】 第2・第3回開講!先生と考える まちのアーカイブズ学

こんにちは!暮らしの大学 事務室です。

昨日(10日)の開講をもって、今学期の「福岡映画部のバーチャルシネマサロン」は最終回でした。最終回には最多人数の学生さんが集い、2次会までみっちり盛り上がり幕を閉じました。
そんなバーチャルシネマサロンの様子は近日中にレポートをお届けする予定ですので、そちらもぜひお楽しみに!

さて、暮らしの大学の1学期は、まだまだ教室を開講していきますよ。
今週末からは「 先生と考える まちのアーカイブズ学 」が2週連続開講。
初回の配信から少し間が開きましたので、今日は改めて、教室の内容をご紹介したいと思います。

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教室名:先生と考える まちのアーカイブズ学

「 過去の積み重ねは、未来をつくる礎となるのか!? 」


▼教室の概要

「 まちのこれからを考えるには、まずはそのまちのこれまでを知ることから。何故ならば、現在目に見えているまちの姿は、過去に構想・計画された未来の結果だから。」

そんな考えのもと、まずは「過去」を知るための技術としての「アーカイブズ学」を学びます。
アーカイブズ学という共通言語をベースに、まちにとっての過去の価値や意味を共有し、参加者同士で対話することを通じて、「まちのアーカイブズ学」と言えるような学問をともにつくってみたい、と考えています。


▼教室の内容

まず第一回では、「アーカイブズ学」ってなんなのか?、それを知るための超入門編。
九州大学文書館の藤岡先生のアーカイブズ学超入門と題して、アーカイブズ学の魅力をぎゅっと圧縮した講義をオンライン配信。
アーカイブズ学の基本のきを学び、考えるための道具を手に入れます。

第二回では、アーカイブズ学を通して見るまちの姿について再び藤岡先生にお伺いしつつ、「まちのアーカイブズ学」について対話をしながら考えていきます。アーカイブズ学から見たまち、まちから見たアーカイブズ学、双方向の視点を持ち込むことから学びを深めます。
そして、これからのデジタル時代におけるデータとアーカイブズについても考え、問いを見出していきます。

第三回では、ゼミ編として、学びの輪を広げます。複数の参加者とともにオンラインでの対話を通じ、先の対話で得られた見方や問いを、さらに広げて深めます。


▼教室計画

◎全3回開講
第1回 先生に学ぶ アーカイブズ学超入門
開講日時:4月26日(日)※配信済 こちらより視聴可能
公開範囲:どなたでもご覧いただけます。
配信ツール:Youtube(録画配信)

内容:耳慣れない「アーカイブズ学」ということばについて、基本的な定義やその活用について、藤岡先生にお伺いします。超入門編です。


第2回 先生と考える まちのアーカイブズ学(対話編)

開講日時:5月17日(日)10:00〜公開
公開範囲:学生限定
配信ツール:Youtube(録画配信)

内容:「アーカイブズ学」から「まちのアーカイブズ学」へ。
まちを理解し、未来を考えるツールとして、アーカイブズ学を活用する方法を中心に、先生と対話します。
地域の具体的事例や、デジタル社会におけるデータ、アーカイブズのあり方などについても触れていきます。
対話を通じてこれらへの理解を深めるとともに、ゼミへ向けた問いへと繋げていきます。


第3回 先生と考える まちのアーカイブズ学(ゼミ編)【5/24(日)】
開講日時:5月24日(日)15:00〜
公開範囲:学生限定
配信ツール:zoom 参加型開講
用意するもの:メモを取ることをお勧めします。

内容:zoomを使って参加者をつなぎ、オンラインゼミを開催します。
対話を受けた問いを共有することからはじめて、参加者それぞれにとってのアーカイブズ(自分史的な)や、その人とまちの記憶、つながりのアーカイブズを通じて、これからのまちづくりを考えます。


▼受講方法

学生限定の教室は、CAMPFIREコミュニティから入学(学生登録)していただくことで、受講可能です。
(入学することで、暮らしの大学が開講する全ての教室の受講が可能。)

▼こちらのリンクよりご入学ください。月額500円〜


▼推薦図書、参考webサイト

・「入門・アーカイブズの世界―記憶と記録を未来に 翻訳論文集

・「アジアのなかの博多湾と箱崎


▼こんな方におすすめ!

・まちの歴史をまちづくりに活かしたい人
・まちの歴史の学び方を知りたい人
・経験を人格形成やキャリア形成に活かしたい人
・過去を整理して考える技術を身につけたい人
・アーカイブズ学とは何かを知りたい人
・まちのアーカイブズ学について一緒に考え、探求してみたい人
・知らない学びの世界をのぞいてみたい人


▼本教室の先生 : 藤岡 健太郎  (九州大学大学文書館副館長・教授、博士(比較社会文化))

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1970年山口県宇部市生まれ。
2003年九州大学大学院比較社会文化研究科日本社会文化専攻博士後期課程単位取得満期退学。
九州大学大学院人文科学研究院特任助手、九州大学百年史編集室准教授、九州大学大学文書館准教授等を経て、
現在 九州大学大学文書館副館長・教授、博士(比較社会文化)。
専門分野は大学史、アーカイブズ学。


▼本教室の担当 : 斉藤 昌平 (暮らしの大学 学長代行 / ハコと場をつくる 株式会社SAITO)

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1977年福岡生れ福岡育ち。九州芸術工科大学芸術工学部環境設計学科卒業。2009年株式会社斎藤政雄建築事務所代表取締役。
2017年ハコと場をつくる株式会社SAITOへ社名変更、代表取締役社長。
建築設計監理をベースにしながら、地元である東区箱崎を中心とするまちづくり企画等に取り組む。
博多三大祭りの一つである「筥崎宮・放生会」が開催される9月12日〜18日に合わせて、JR駅と商店街を中心とする「ハコフェス」を主催している。
九州大学 Kyushu University 大学院芸術工学府大橋地区 非常勤講師
専門学校日本デザイナー学院 九州校 ソーシャルデザイン科 講師
福岡大学工学部建築学科 非常勤講師


▼みなさんへメッセージ ー 斉藤 昌平より 

過去にこだわるのではなく、創造的な未来を描き実践するために過去を活用していくこと。
これはまちのことだけでなく、仕事や人生、あらゆる判断の場面において有用です。
今、そしてこれからのデジタル中心で情報過多な社会生活において、携えておきたい技術のひとつです。
基礎的なデータ(情報)リテラシーを身につけていくための第一歩、とも言えるでしょう。

「過去」を正しく知ることは、未来を切り拓く力のひとつとなります。

そしてそこからさらにまだ見ぬ学びの世界へぜひご一緒しましょう。


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日頃なかなか聴くことのできない、大学の先生とのコラボトークによる教室は必見ですよ。
まずは、第1回配信の動画を観て予習し、楽しみに備えておいてくださいね。

では、また次回の記事でお会いしましょう。
*ぜひ「暮らしの大学」をフォローして更新通知を受け取ってくださいね。



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