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これからの生き方、パーマカルチャー

今までの記事でも書いてきましたが、僕たち家族のなかでパーマカルチャーは生き方の軸としてますます大きなものになってきていて、勉強すればするほど新しい発見がありとても面白いなとあらためて思っています。

今回は、そんなパーマカルチャーについて少し書いてみたいと思います。


まずは観察

パーマカルチャーを実践しようとする場合、まず最初にやるべきことは『観察』です。まずはひたすら観察する。森や林、大地や里山などいたるところに観察対象はあります。その中で自分がパーマカルチャーを実践するフィールドを1年くらい観察する。

多くの方にとっては、実践するフィールドは自宅の庭であったり住んでいる所の周辺がほとんどかと思います。それを1年観察する。なぜ一年かと言うと自然は春・夏・秋・冬と季節ごとによって全く違う表情をみせるからです。

冬は枯れる水路も夏になったらどこからか水が流れてくるとか、夏と冬で太陽の角度が違うから影になる場所が変わってくるとか。。

でも、その観察が面白いんです。
普段なにげなくみている自分の庭も観察しようと思って見てみると全然違ってきます。特に大雨の日なんかは水の流れがよくわかるので観察にはもってこいです。
これは、浜松でフォレストガーデン(https://www.theartofforestgarden.com)をされている大村 淳さんから聞いたアドバイスです(大村 淳さんのフォレストガーデンに関しては別の記事で見学会の様子をご紹介したいと思います)
「ここは水はけが悪いんだな」とか、「雨の日はここに水の流れができるんだ」とか、普段晴れの日では見せない土地の表情を雨の日は見せてくれます。


パーマカルチャーはデザインだということ


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出典元:https://www.permaculturedesignlab.com


僕が意外に感じたのは『パーマカルチャーは人と自然が共存する社会をつくるためのデザイン手法』ということです。

デザインの手法なんだ。意外。。。

これが僕のパーマカルチャーに関する最初の印象です。
デザインといっても、プロダクトデザインやテキスタイルデザイン、グラフィックデザインなどの形や色を創造することではなく、自然と人間が共存できる社会システムを創造していくことが、パーマカルチャーにおけるデザインなんです。

社会システムを創造??
と、何だか仰々しい感じがしますが要は
僕たち人間にも、自然環境にもやさしい持続可能な暮らしをしていくこと
なんだと僕は理解しています。

これは何も環境保護活動とか大きなものである必要はなく、自分のふだんの暮らしの心がけでいいのだと勝手に思っています。
例えば、今まで生ゴミをそのままゴミ箱へ捨てていたのを変えてコンポストを活用してみるとか、そういうレベルで良いのだと思っています。

いきなり大きな事をやりすぎると自分に対してやさしく無いというか、負担になってしまうので楽しく無いんですよね。だから続かない。

だから普段の暮らしでできる事、もっと言うとそれを仕組みをつくって実践する。
例えば雨水をタンクに貯めるためにトイを加工して自動的にタンクに溜まる仕組みを作るとか(そうすれば、わざわざ雨の日にバケツを持って外にでる必要はない)

パーマカルチャーってそういう実践の積み重ねなのかなって思っています。

パーマカルチャーの理念

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パーマカルチャーには

・地球を大切にすること
・人を大事にすること
・豊かさを分かち合うこと


という理念があります。
僕はこれがなんだか気に入っていて、地球を大切にすることは大前提の話ですが、その次の『人を大事にすること』は他人だけでなく自分も大事にする事も含まれているのがいいなぁって思っています。

日本人って自分もふくめて、他人を大事にして自分を疎かにするような傾向があるように思います。なのでこの自分も含めて大事にする考えが気に入ってます。

そして僕が一番気に入っているのが『豊かさを分かり合うこと』です。
もっと堅くいうと余剰物の分配です。

近所のおばさんが『いっぱい野菜とれたから持ってきたよ』とか『カレー作りすぎたからいる?』とか、これって余剰物の分配ですよね?
近所のおばさんは自然とパーマカルチャーを実践していたわけです笑。
これって素敵なことだなぁって思います。

こうやって見てみるとパーマカルチャーってみんながハッピーになれる生き方なんだと言う事がわかります。

誰も傷付けたりしないし、誰かを蹴落としたりしない。
現代の資本主義社会って誰かが誰かを蹴落として出来上がった社会のような気がします。パーマカルチャーはその対極なのです。

結局なにが言いたいのか?

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話がまとまらず書き出したものだから、結局何が言いたいのか分からなくなりましたが笑

僕が一番言いたいのが

パーマカルチャーはすてきな生き方だからみんなはじめようよ

ということです。
こんな事を言っておいて、僕が何かをやっているかと聞かれるとまだちゃんと実践出来ていません笑。
だから偉そうな事は言えないけど、少なくともパーマカルチャーに出会い、それを
素敵だと思えた事は良かったなと思っています。

そして今年、パーマカルチャー・デザインコースを受講する予定です。
また受講したときは記事でお知らせしますね。


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