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時々、コラム。

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1週間に一度程度更新していきます。 島根で活動するNPO・くらしアトリエが考える「未来を見据えた暮らし方」。 明るく、時に凛として未来に向かい、素敵に歳を重ねられる島根でありたい… もっと読む
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2022年12月の記事一覧

「山の図書室」という試み~暮らしに寄り添う、という役割について。

2022年最後の「時々、コラム。」となりました。 5月に本格オープンした「山の図書室」。どんな本がたくさん借りられたんだろう、と調べたところ、「書店」でも「公立図書館」でも「古書店」でもない、自分たちならではの役割が見えてきた気がするので、今回は「山の図書室」について、借りられた本のランキングとともに、傾向や感じたことをまとめてみようと思います。 「山の図書室」は、「シマシマしまね」に付属する施設として昨年度末から企画してきたものです。 地域の暮らしを楽しむためには好奇

暮らしはまだまだ、良くできる。〜より良い住まいを求めて

今日の「時々、コラム。」は、暮らしをもう一度見直す、ということについて。 少し前から読み始めた、一田憲子さんの『人生後半、上手にくだる』という本がとても良くて、読み終えるのが惜しくてちびちびと日々、ページをめくっています。 一田憲子さんの著書は「山の図書室」にもありますが、今まで何となく敬遠してきました。すっきりとした生活をされていそうな一田さんの文章を読むと、自分の暮らしの怠慢な部分など、痛いところを突かれる気がしていたからです。 でも、今回ふと気が向いて手にとった本

年賀状、どうしてますか?

とうとう12月に入りました。今年も残すところあと1か月! というわけで今週の「時々、コラム。」のテーマは「年賀状」。 自分自身の最近の体験から、感じたことを綴ってみたいと思います。 年賀状、皆さん出しておられますか? 平成の前半くらいまでは「年賀状は出して当たり前」だったように思うのですが、最近のアンケートでは「年賀状を出す」という人は全体の半数程度、という結果も出ているようです。 ライフステージが変わるにつれて、人との付き合い方が変わってきたような気がします。年賀状を