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時々、コラム。

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1週間に一度程度更新していきます。 島根で活動するNPO・くらしアトリエが考える「未来を見据えた暮らし方」。 明るく、時に凛として未来に向かい、素敵に歳を重ねられる島根でありたい…
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2019年10月の記事一覧

「シマシマ編集室」第3回取材記事を紹介します。

今日の「時々コラム」は、「シマシマ編集室」のインタビュー記事のご紹介です。 「シマシマ編集室」とは、「各地にいらっしゃる素敵な方たちに直接お話をうかがい、そこから感じたこと・伝えたいことをまとめ、自分の言葉で記事にする」までを体験する、というプロジェクトです。3回目となる今回は3名の方にご参加いただき、インタビューを行い、それぞれ記事を書いていただきました。 今回の取材先は、出雲市で「Sunday Market CiBO」を開催しておられ、自らも農業に携わる「Good L

選ばれる「情報」。今の時代の情報発信について考える。

「シマシマしまね」でワークショップや勉強会などを企画するとき、「集客」というのはいつも最優先で考えなければならないことであり、そのためにどんな発信方法を行うのかも、その時々ですごく考えます。考える中で何となく気づいたことがあるので、今日はそのことについて綴ってみたいと思います。 例えば10数年前、ウェブで発信すると言えばホームページやブログしかなく、ウェブで集客を図るのはすごく大変なことでした。イベントを開催するときも、1か月以上前から専用のホームページを立ち上げ、日々情報

今だから思う。入れ物も中身も大事。

くらしアトリエスタッフは、その大部分が同年代の子育て真っ盛りの母親で、小・中・高・大といろいろな年齢の子どもたちを抱える母として日々生活しています。そんなスタッフと打ち合わせなどをしているとき、雑談でつい盛り上がってしまうのが、「最近入れ物にガタが来てる」という話。つまりは、入れ物=自分の身体が言うことを聞かなくなってきたという、ちょっとネガティブな話なのです。 生まれた時から付き合っていた身体が、なんだか急に思うようにならなくなった。例えば目、例えば歯…そのうち膝、腰…。

「転勤族」という存在、その知られざる「願い」。

「シマシマしまね」に、島根に引っ越してきてまだ2週間ちょっと、というお客さまがいらっしゃいました。 知り合いもゼロで右も左も分からず、検索をたどってうちの施設に来てくださったのです(きっとすごく狭い道ばかりで、心細かっただろうと思います)。ありがたいことです。 お住まいの地域にあるお店(カフェやレストラン、野菜を販売している産直など)をいくつかピックアップして見ていただいたり、フリーペーパーをお渡ししたりしたのですが、とにかく「検索しても何も分からない」ということに不安を