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時々、コラム。

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1週間に一度程度更新していきます。 島根で活動するNPO・くらしアトリエが考える「未来を見据えた暮らし方」。 明るく、時に凛として未来に向かい、素敵に歳を重ねられる島根でありたい… もっと読む
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2019年5月の記事一覧

山の中で活動するうえでの自虐コミュニケーション‥でも実はちょっと傷ついてる話。

くらしアトリエが活動しているのは、島根県雲南市大東町畑鵯、というところです。 中山間地域の多い島根の中でも、「山」感が多い雲南の、しかもとびっきりの山の中にあるため(その割に松江市から30分で来れたりするのですが)、地元雲南市の方であっても、「畑鵯(はたひよどり)」という地域に足を踏み入れたことがない、という方がほとんどです。 スーパーもコンビニも、最寄までは15分以上かかるような場所です。 道中の県道もちょっと不安になるような道のりなので、活動を始めた当初は来られる方

伝えるって難しい!〜人は思った以上に読まないし聞かない。

「くらしアトリエ」を立ち上げてから、平日はほぼ毎日(お休みをいただくこともありますが)何かしらの文章を書いています。 「日々 綴る」のような日記や軽いお知らせのようなものから、イベントの告知、コラムまで。「発信が仕事です」と言えるほど、何かを伝えることを喜びとして続けてきました。 でも、15年近く経つ中でひしひしと感じるのは、「人は、思った以上に読まないし聞かない」という事実です。厳しいけれど、これは現実。 その昔、「暮らしを楽しむ朝市」というイベントを主催していた頃(

人見知り=人が苦手、ではないという話。

今日のコラムは「人見知り」について。 先日の「偏愛の会」では、参加された方もスタッフも全員「シャイで人見知り」だったのにもかかわらず、そして初対面の人もいたにもかかわらず、4時間近くぶっ通しで話をする、という、一見すると矛盾するような時間を過ごしました。 振り返ればとても濃密な会で、参加者の方が「心がほどけたような気がした」「心のヨガをした感じ」とおっしゃっていたのですが、スタッフもなんだかぼーっとしてしまって、不思議な感覚でした。 会のなかで、他人に自分の偏愛を語ると

豊かな人生を送るために今を全力で面白がる 年齢は関係ないのだ

勉強のために、また時代の流れを知るために、スタッフがお互いに読んだ本や観た動画をシェアすることがよくあります。 同じ方向を向いてはいても、張っているアンテナはちょっと違っていたりするから、別のスタッフが紹介してくれたものに触れて、刺激をもらうことも多いのです。 最近観た動画。 ホリエモンこと堀江貴文さんが大学生向けに行った講演です。 ホリエモンはすぐキレるイメージがあるけど、いつも核心を突くいいことを言ってくれるので、気持ちが上がる。「ホリエモンでしょ~」と食わず嫌い