ボウル。
2014.03.25
こんばんは。
連休明けの月曜日、皆さんお疲れ出てませんか?
くらしのギャラリー本店で開催中の『木の器 富井貴志』
へも沢山のお客様にご来店いただきました。
誠にありがとうございました。
今日は、富井さんの仕事からボウルをご紹介したいと
思います。
富井さんのボウルの作り方は大きく分けて2通りあります。
一つは機械ロクロでまわしながら刃物を当てて削っていく
【挽きもの】。
もう一つは、粗彫りしたものを鑿(のみ)とトンカチを
使い刳り貫いていく【刳りもの】。
どちらの作り方が良い悪いということではなく
作りたいもののカタチに合う手法を選択して作られています。
ただし、刳り物のほうが圧倒的に手間がかかります。
まずは【挽きもの】から。チェリーという素材でつくられています。
仕上げは蜜蝋。
大きすぎず、サラダなどにちょうど良さそうな深さです。
そして、DMにも使用したウォールナットの大鉢。
こちらも【刳りもの】です。
お料理を盛りつける器としてお使いいただいてもいいですし、
菓子盆の様にもお使いいただけます。
大きな器は使った事がない・・・という方も多いかもしれませんが
是非、一度使ってみてください。
いつもと違う食卓になると思います。
また、しまう場所が・・・という方もいらっしゃると思います。
しまわずに、いつも食卓に出して、お菓子やフルーツ、食材を
盛りつけておいてください。
蜜蝋の器のお手入れも、あまり難しく考えずに、油ものを盛りつけた時は
洗剤を使い、それ以外は水がぬるま湯でさっと流す程度にするといいと
思います。そして、スポンジなどはあまり固くない物を。
ヒトの肌と同じように考えるといいと、富井さんはおっしゃられます。
明日、25日火曜日は会期中ですが、定休日とさせていただきます。
26日は通常営業11時開店です。
富井さんの個展は30日日曜日までです。
皆様のお越しをお待ちしております。