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【DIYで薪ストーブを設置する方法】ーその①「DIYで失敗しない薪ストーブの選び方」

みなさん、こんにちは。岐阜県郡上市でオーガニックな農家民宿『くらしの宿Cocoro』を営むただっちです。

この『くらしの宿Cocoro』は10年ほど空き家になっていた家を大工さんに大きな工事をやってもらったあと、セルフリノベーションして農家民宿として活用しています。

もちろん薪ストーブも自分で設置しました。

薪ストーブのDIY設置は簡単ではありませんが、ある程度腕に覚えのあるかたでしたら、決してムリではありません。ぜひこの記事を読んで、DIY設置にトライしてみてください!

この記事の内容


今回の記事は、実際にDIYで薪ストーブを設置するという内容ではありません

まずはDIY設置に適した薪ストーブをどういった視点から選べばいいのか、について私の実体験を交えてお伝えしたいと思います。

薪ストーブって、本当にたくさんの種類があります。ですから自分に合ったものを選ぶのがとても難しいんですよ。特にDIY設置を考えている方は、デザインや価格だけで選ぶとかなりの確率で後悔をすることになります。ですからここはしっかりと情報を集め、悩んでおきたいところです。

設置の具体的な手順は2回目以降で追々ご説明するとして、まずは薪ストーブにはどんな種類があって、それぞれの特性がどんなものかを知っておく必要があります。

なぜならこれを知ることで、DIY設置のハードルを下げることができるからです。

設置の前に、まずはご自分の暮らしに合った薪ストーブを選んでくださいね。

まず最初に


ではまず最初に価格の話から始めましょう。

薪ストーブの導入を検討されている人にとって、大きなハードルの1つが費用ですよね。ネットなどで調べてみると、だいたい100〜120万円くらいの金額が、薪ストーブの設置費用の相場として出てくるかと思います。

設置費用の内訳を見てみると
・薪ストーブ本体代
・煙突代
・設置するための工事費(設計費含む)
の3つです。

実際に薪ストーブを使うことになると、この他に炉台や炉壁といった「アクセサリー」、薪棚や斧、チェンソーといった「設備」や「道具」が必要になってくるのですが、それは設置費用には含まれないので注意しましょう。

本体と煙突は選択肢が多いので大きくコストを下げることはできますが、問題は設置工事費です。一般的にはここが100%外注なので、コストダウンが非常に難しい。そこでその設置をなんとか自分でできないものか、つまりDIYで薪ストーブの設置ってできないの? そんな風に多くの人が考えるのは当然だと思います。

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