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正解のわからないレシピ【マクルーバ】~イスラエル料理~

コロナウイルスで鬱々とした日々。

早く元通りの世の中にならんかな~。

今のこの世界をなんとかひっくり返したい!

ということで、今回はアラビア語で「ひっくり返す」という意味のパレスチナ・イスラエル料理「マクルーバ」に挑戦。

(※料理の出所は諸説あります)

もちろん今回も僕は本物を食べたことがないので、何の参考にもならないレシピです。あしからず。「正解のわからないレシピ」シリーズ第4弾。


さてこのマクルーバ。

どうやら肉や野菜を一緒に炊き込んだ炊き込みご飯のようなのだが、作り方が変わってる。最終的に炊いたお鍋をひっくり返してお米でできた見事なケーキのようになるらしいのだが、さてどうなることやら。今までで最も難易度が高い。気がする。

まずはお決まりの謎の材料と不確かな分量がこちら。

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ラム肉……鶏肉やひき肉という情報もあったが一番「ぽい」のでラムにした
野菜……入れたいものを入れればいい。それがあなたのマクルーバだ
米……2合。本当は「ぽさ」を意識してタイ米にしたかったが面倒でやめた
調味料各種

それより見て欲しいものがある。

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またスパイスを手に入れた。

前々回「フムス」で使ったクミンシード以外に今回はなんと3つも買ってきてしまった。

オールスパイス、カルダモン、シナモン。

スパイスさえ入れたら満足なんだモン!

今度いつ使うかはわからないんだモン!

さて、工程はこちら。

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①玉ねぎをみじん切り。これは多分合ってる工程。これ以降はまったくもって不確かです。


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②ラム肉を炒める。


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③そこに水を入れて、オールスパイス、クミンシード、カルダモン、シナモンを入れる。量は、世の中をひっくり返せるくらいの量。


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あとこれも入れる。

ダシダ。

韓国の牛だしらしい。ブイヨンみたいな?

言ってみれば出汁だ!

ブイヨンとかコンソメとかの説もあり。とにかくいい感じの味を付けよう!それがあなたのマクルーバ!

それを煮込む。味見したら旨かった! 今回も成功する予感!


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④先ほどの煮込みは別容器に移し、ナスやジャガイモを炒めておく。

ナスには油がよく合う。これは「美味しんぼ」で言っていたから間違いない。


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⑤ここからが勝負だ。鍋にナスを敷きつめ、


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⑥さきほど煮込んだ肉だけを敷き詰め、(※スープは後から入れる)


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⑦ジャガイモを敷き詰め、


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⑧最後に事前に研いでおいた米を敷き詰めて、先ほど煮込んだスープを入れて水を足す。米より5㎜くらい上まで。

そして……

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⑨炊く!

鍋で米を炊くのは炊飯器より難しいが、僕はイギリスでやっていたので慣れている。それにイスラエルの人はきっと鍋でやっているんだろうから僕もそれにならう。


ここからが勝負だ。

思ったよりも炊きあがるまで時間がかかる。

こんなに火にかけたら焦げてしまうんじゃ……でもこのシャバシャバな感じだとケーキっぽく絶対ならないしな……というせめぎあいだ。今までで一番緊張した。

さあ、世の中ひっくり返そうぜ!


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これを、

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こうして、

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こう!

さあ、緊張の一瞬!!



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それっぽくできてる~!

成功だ~!


と思ったけど……ナス……足りなくね?


おそるおそる鍋を覗くと……


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めちゃめちゃこびりついてる~!

これはウチの鍋の問題だろう。

この中から生きているナスを救出してなんとか盛り付け。

炒った松の実をあしらって。


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どうじゃい!

これが

俺のマクルーバじゃい!

合ってるかは知らんけど!


思ったよりうまくできた。

ただ想像はしていたが炭水化物の塊だ。

肝心の味はどうなのだろうか。

パクリ。


これは……



まずくはないけど……そんなに旨くもない!



お米の量が多いから最初の肉と玉ねぎの時点で結構濃いめの味付けにした方が良いね。

ということで、初めてそうでもない料理を作っちゃったけど、ちゃんと作れれば美味しいと思うよ!

あと量が多いから一人暮らしにはオススメしないよ!

僕は今日から3日間マクルーバだけを食べて生き続けるよ!

それでは、コロナに負けずにウロバンガ!

間違えた!

ひっくり返して、ガンバロウ!



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