正解のわからないレシピ【フムス】〜レバノン料理〜
はじめに言っておくが僕はこの料理を食べたことがない。だからこのレシピは何の参考にもならない。で、おなじみの「正解のわからないレシピ」シリーズ第2弾。
今回挑戦するのは「フムス」。
なんでもアラブ料理で、その起源はレバノンかイスラエルかでかつて大揉めしたことがあるようだ。にもかかわらずこれを「レバノン料理」とさせてもらったのは、かのゴーン氏にあやかったわけではなく昔からレバノンの国旗が好きだったからという極めて個人的な理由からだ。
さてこのフムス。
簡単に言えばひよこ豆のペーストだそうだ。
勝手なイメージだが、ヘルシー志向の女子になんともウケそうな料理である。
なんせいつかJ-waveで紹介していた。J-waveで紹介する料理はいつだって女子ウケするに決まってる。それがクリス智子さんならなおさらだ。
そもそも「ひよこ豆」なんてのは女子ウケ食材ベスト3には入るだろう。大体こういう話をすると女子は「えーひよこ豆普通に使うよね?」と言うに決まってるんだ。僕は身近にひよこ豆を常時家にストックしている男なんて見たことがない。女子が「普通に使う」食材はオシャレ食材に決まってるんだ。
そんな女子ウケ間違いなしのフムスの不確かな材料と謎の分量がこちら。
・生まれて初めて買ったひよこ豆缶詰(容量300gくらい)
・にんにく(チューブで良いのかわからない)
・ごま(ペーストが良いらしいがそんなものはウチには無い)
・オリーブオイル(オシャレだから)
・その他調味料各種
工程
①ひよこ豆の皮をむいた。舌触りを良くするためというなんともオシャレな理由を思い付いたからだ。この作業、結構気持ちいい。
ちなみにひよこ豆はなんでひよこ豆というのか。
試しに目と足を描いてみた。
完全なるひよこだった。
②ゴマをする。ペーストが無かったので100均で買ったゴマすり機で延々と15分すった。
③材料を全部合わせてフードプロセッサーで混ぜようと思ったが、もちろんウチにフードプロセッサーなんてオシャレアイテムはなかった。だからとにかく木の棒ですりつぶした。20分くらい。地獄のような作業に思えたが思ったより早くすりつぶせた。僕はオシャレだ。
調味料はオリーブオイル、レモン汁、塩少々。
もう一つオシャレにしたい。そこで入れたのがこちら。
クミンシード。オシャレアイテム第2弾だ。
350円ぐらいした。女子はスパイスが好きだ。
あと、画像で見たフムスには赤い粉がかかっていた。
なんだかよくわからんがオシャレだ。僕も入れたい。
そこでこちら。
最安のイオンで昔買った一味唐辛子だ。
わかってる。きっと本物はパプリカだってことも。
でもクミンシードとパプリカを合わせて700円出して揃える勇気は僕にはまだないんだ。
そんなこんなで混ぜまくってできたボクのフムスがこちら。
上になにか緑をオシャレに乗せたかったけどネギしかなかった。
写真を撮ったらすぐ捨てた。
焼いたパンに乗せて食べてみる。
うま~!!
これは、多分、ほぼ本物と大差ない気がする!多分だけど!
なんせクミンが効いてる。クミンなんて使ったことなかったが、いわゆる海外系のカレー屋で匂うあのアラビアンというかインドっぽい匂いの正体がまさにこのクミンだったんだ!いやきっと色々混ざってるんだろうけど!クミンを入れることによって一気に増す異国み!
皮をむいたのは正解だ。なんならもっと舌触りを良くするにはやっぱりフードプロセッサーを使うしかないんだろう。でもこれでも十分美味しく頂ける。
ふむふむ、これがフムスだ!
とダジャレも決まったところで、みなさんもぜひお試しあれ。簡単よ。
次回はもっと入手する情報を少なくしてなにか作ってみようかな。
写真しか見ないとか。100%違うものできるだろうけど。
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