ミツマタは自然の原理を学ぶ教科書です

ミツマタ(三椏)は、落葉性の低木で、樹皮が和紙や紙幣の原料に使われる、私たちの生活になくてはならない重要な植物です。

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早島町の里山に自生していたミツマタ

「倉敷土曜市 庭」で早島町の農家の方が、山林で自生していたものを生け花用に販売していたので、里山の春を感じたくて、買い求めました。


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フラクタル構造がよく分かる。

ミツマタは、人類にとって自然の原理を学ぶ教科書です。その名の通り、枝が規則正しく三つに分かれて、同じパターンを何度も繰り返すことで、複雑な樹形を形成するのを分かりやすく見せてくれます。簡単な法則を繰り返すことで、複雑さを形成することが出来るという自然の形成原理(フラクタル)を、子どもたちに教えるのにうってつけの教材ではないでしょうか。

薄緑のたくさんの小さなつぼみをつけていたので、大きめの磁器の花瓶に生けました。

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野生のミツマタはとても強く、長く生きて、ついに開花してくれました。



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