倉敷・大橋家住宅とパウル・クレーの絵画との共通性
画像は、倉敷市阿知にある「大橋家住宅」です。江戸時代中期の1796年に建築された町屋住宅で、国の重要文化財に指定されています。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49476528/picture_pc_c3a40f9cfe3510adc6ee436888ad1918.jpg?width=1200)
壮大で複雑な漆喰の建物ですが、よく見ると、漆喰の壁面や、窓や戸の面が、少しずつずらされながら、整然と組み合わされて成り立っています。
そこには、近現代画家、パウル・クレー(1879ー1940)の作品に先駆けた造形があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1664887087907-A6eRjnB8Dn.jpg?width=1200)
18世紀の倉敷では、20世紀のヨーロッパの潮流を先駆けていいました。
多重世界の痕跡は、私たちの日常に潜んでいます。
1)新藤真知・著:もっと知りたいパウル・クレー 生涯と作品. 東京美術, 2020, P49
![](https://assets.st-note.com/img/1664887161090-gl5DpnxXkk.jpg?width=1200)
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