早春の調べとディオーネーの泉
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早春の調べとディオーネーの泉

塚本芳久

2022年の新年が明け、早くも1月も半ばになってきました。倉敷の花屋、アトリエトネリコを訪れると、春の使者、チューリップが入荷していました。さっそく買って帰って、はらぺこうつわ、こと、山本 薫さんの水差しに生けて、早春の調べを楽しんでみました。
花々に、山本 薫さんの陶人形を寄り添わせてみると、女神のように見えます。

春の花々と、山本 薫さんによる水差しと陶人形

画像は、花々を側面から見たところです。花々は、勢いよく、上に向かって伸びようとしています。

側面からみた花々

この構図には、既視感がありました。それは、田沢千草さんによる、ギリシャ神話の水の女神を題材にした作品、「ディオーネーの泉」です。花々は、器から湧き出す神聖な水のようです。

田沢千草・作「ディオーネーの泉」2019年

早春の調べを楽しみながら、紀元前の古代ギリシャ・ローマの世界に想いを馳せました。
(2022年1月15日)

追伸
千草さんから、小さな春が贈られてきました。

小さな春(photo by Chigusa Tazawa)

追伸2
チューリップの開花は終わりましたが、花びらに囲まれて、女神はとても幸せそうです。


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塚本芳久
前倉敷リハビリテーション病院院長  リハビリテーション科専門医  追求テーマ:身近なさりげない美、身体感覚 主な著書:塚本芳久・著 運動の生物学.協同医書出版