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陶芸作家、岡島光則さんによる作品の紹介

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岡島光則さんは倉敷出身の陶芸作家です。京都工芸繊維大学大学院を修了後、技術者として勤務の後、陶芸の世界に入門されました。現在、倉敷市大島に工房を構えておられます。岡島さんは、いわ…
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#倉敷

エゴン・シーレ展に行ってきました〜我が家の小さな俳優達による絵画世界の再現〜

東京・上野公園の東京都美術館では、「レオポルド美術館 エゴンシーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」(2023.1.26~4.9)が開催され、会期が終盤を迎えていました。 花見のシーズンを避けて、会期最後の週末に東京行きを決行しました。4月8日の朝5:34分発の電車でJR倉敷駅を発ちます。 9:30にJR上野駅に到着し、かつて大学に所属していた頃、東京出張のときに行きつけだった喫茶室ルノアールのアメ横店に向かいます。 さっそく、豪華なモーニングセットをいただきました。 店

倉敷の3人の陶芸作家、三宅玄祐さん、岡島光則さん、濱田伸一さんの作品にみる創造過程の個性

倉敷でアート的な作陶する3人の作家の作品です。 いずれも、内的な美しさと実存感が設えられたアート作品ですが、3人は創造スタイルが、それぞれ異なっています。 左の花器は、倉敷市加須山に工房を構えていた、天才肌の陶芸家、故・三宅玄祐(みやけ・げんすけ)さんの作品です。 三宅さんは、発想が次々とご自身の内側から湧き出してくるタイプで、クセの強いユニークな作風で知られ、「使いにくさもおもしろさ」と述べられています。ですが、作品には、どこか孤独や哀しさが感じられ、奥深さが秘められ

倉敷市中央、アートギャラリー・ビョルンのクリエーター、ハイジさんによる「落花星人」を、倉敷市大島の陶芸作家・岡島光則さんによる、星空のようなカップソーサーに載せてみました。落花星人の二人は、故郷に帰れて、とてもうれしそうです。

岡島光則さんの湯飲み

画像は、倉敷市本町の「Art space 路ゞ」でふと目に入った湯飲みです。いびつな形に何故か惹かれるものがあったのですが、その時はそれが何なのか、定かではありませんでした。 家に帰って、湯通しをして、実際に使ってみて判りました。湯飲みには陶芸家の右手の身体性が具現されていたのでした。 作陶者は、倉敷市大島に窯を構える岡島光則さんです。 岡島さんの作陶歴は40年に及び、国内外に多くの出品歴がお有りです。常に新しい境地の作品に挑戦されていて、この器は造形だけでなく、色も他