岡島光則さんの青の陶器によるフェルメール作「真珠の耳飾りの少女」の再現〜フェルメール・ブルーへの接近〜
フェルメールは寡作の画家で、現存する作品は37点しかありません。それらは全て、世界的に有名ですが、そのなかで最も人気があるのが「真珠の耳飾りの少女」でしょうか。
フェルメール作「真珠の耳飾りの少女」(1665年)マオリッツハイス美術館蔵 1)
「真珠の耳飾りの少女」は、今まで3回来日しており、筆者は、2012年に神戸市立博物館で開催されたマウリッツハイス美術館展で、本物を目の当たりにしました。作品の前で大勢の観衆が立ち止まって作品に見入る中、時間が止まり、作品から放射状に