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土井絢加さんの陶作品の紹介

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土井絢加さんは、鳥取県出身の陶作家で、とても明るくて人柄が良い方です。そんな土井さんの作品紹介をまとめてみました。
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#土井絢加

造形作家、土井絢加さんの陶作品に潜在したピエール・ボナールの日本美術へのオマージュ

過日(2022.11.30~12.5)、岡山市中区の岡アートギャラリーにおいて、3人の若手作家(海野千尋、土井絢加、フジワラユキ)によるグループ展「さんかくてん」が開催されました。 毎年、競い合って成長する作家達の成長が楽しみで、今年は1カ月前から有給休暇を申請して、開催初日に一番乗りで会場の岡アートギャラリーに駆けつけました。 会場でまず最初に目に飛び込んできたのは、造形作家、土井絢加さんによるキャラクター化されたクマの造形です。 平板的にデフォルメされた体と平面的に

ヨシダコウブンさんと仲間達〜我が家の芸能事務所の俳優による「ジョーネツ・タイリク」の再現

我が家では、アート作品で新年の設えをし、こころゆたかに新年を迎えることができました。画像はその一つ、土井絢加さんによる陶器作品、鏡餅です。 さて、ケモノノスミカ工房を主催するヨシダコウブンさんは、福山・倉敷・岡山方面において、大所帯のアーティストを束ねるキーパーソンです。ちなみに、フェイスブックの友達は、1000名を超えています。 コーブンさんは、自らの作品を地元のみならず、首都圏や関西で発表されると同時に、大規模な展示会を企画し、地域のアーティスト達に発表の場を与えます

田沢千草さん作「慈雨」と土井絢加さん作「花運ぶ人Ⅰ」です。様式が異なりますが、風に乗ってやって来た恵みをもたらす存在が、明るく、かわいらしく表現されています。絵の具や釉薬を塗り重ねて追求された質感に高いアート性を感じます。お二人の作品が出会って、世界への恵みが二乗になりそうです。