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「カラフルな魔女」を読んで、思ったこと……🌸🌸🌸

 こんなことを書いては角野栄子先生に失礼だと思いますが、娘さんのりおさんが5歳の時、熱があるのに、毛布にくるんで飛行機に乗ってヨーロッパ旅行に連れて行ったというエピソードを読んだ時に、気持ちがストンと落ちた気がしました。

 私の母は、私と弟を連れて田んぼに行って、用水路で遊ばせておいて、夕方まで忘れていて、二人ともびしょ濡れで身体が冷え切っていて、熱を出し、もう少しで肺炎になるところだったそうです。
 祖母にこっぴどく叱られた、と50年くらい経って白杖しました。
 祖母は母にとっては養母ですが「おばあさんが居なければ、お前たちはきちんと育たなかったと思うよ」といっていたのを思い出しました。
 角野先生ごめんなさい。
 田舎のおばあさんと重ねてはいけませんね。

 ただ、母は自由なひとでした。
 おしゃれでかわいいひとでした。
 私には「お前は足が短いからズボンははくな、ワンピースが似合うからワンピースを着なさい」といわれて、ショック受けたことがあります。
 妹は病気で太ってしまったのに「うちには、そんな不細工に太った子はいない」といったそうです。
 久しぶりに会った妹があまり急に太ったのでびっくりしたのだと、いっていました。

 妹は母に似ています。
 病気で歩けなくなったけれど、明るく前向きで、猫のクララが生きがいです。
 とりとめのないことを書いていますが、なにか見えそうな気がするのです。
 がんばりましょう。

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