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気象予報士試験 独学一発合格体験記 #8 問題集

2023年8月に行われた第60回気象予報士試験に独学で一発合格しました。
その記録を適当に書いていきます。


今回は勉強に使用した問題集について具体的に記載します。
試験全体をとおして利用した参考書やWebサイトについては以前記載してますのでそちらも参考にしてください。(#2 参考書・Webサイトまとめ


なお、他の問題集を見ていないためどの問題種が良いのか正確なことは分かりません。
以下に記載する感想は、他の一般的な書籍や試験の参考書と比較した場合の感想になります。


問題集としては「気象予報士試験精選問題集(2021年度版)」を使用していました。

こちらの問題集は、「一般知識」「専門知識」「実技」の全てが掲載されており、一通りの問題を解くことができます。


なお、私が勉強をし始めた時点で「2022年版」発売されており、勉強途中で「2023年版」が発売されたみたいなのですが、少し古いバージョンを使用していました。

理由としては、
・毎年出版されているが問題はあまり変わっていない(らしい、という情報を見た記憶があります)
・新しめの問題ならネットでも情報が充実しているはず
・中古で安く買えた
といった感じです。


問題自体は分野別(「一般知識」の中の細かい分類といった意味の分野)にまとめられており、今後も出題されそうな問題という観点で選定された問題が掲載されています。

選ばれている問題について、特に不満は感じませんでした。
掲載されている問題を解けるようになれば、試験に必要な知識を身につけることができるようになると思います。
専門知識はプラスして知識が必要かもしれないですが。


注意点としては、問題の解説、というか「ヒント」と書かれているので解説しているつもりはないのかもしれないですが、この解説があまり詳しくはない点です。

なので、いきなりこの問題集からは取り組まず、テキストである程度勉強してからこの問題集を解いた方が良いです。


特に、実技に関しては解説が不十分で、解説を読んでも分からない部分が出てきてしまうと思います。
そういった場合は、過去問を解説しているWebサイトを参考にする必要がありました。

実技については別の問題点もあり、解答用紙がない(掲載されていない)ので、「書き出しの文に続いて解答せよ」といった問題の書き出しが分からない、作図関係の問題のベースとなる図がない、といったこともあります。

また、掲載されている最初の問題(第46回実技2)が難しすぎ、かつ解説も不十分なため、実技ってこんなに難しいのか?と思ってしまうかもしれません。
そういう印象を与えたくて、敢えて最初に持ってきたのかもしれないですが。


そういった問題点はあるにせよ、基本的にはこの問題集を解けば試験で必要な知識は全てではないにせよ、学ぶことができると思います。


今回は以上になります。





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