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気象予報士試験 独学一発合格体験記 #11 一般知識&専門知識 勉強法

2023年8月に行われた第60回気象予報士試験に独学で一発合格しました。
その記録を適当に書いていきます。


今回は一般知識と専門知識の勉強法について記載します。

勉強法についてはこれまで何回か記載してきましたが、それらを踏まえた上で、一般知識と専門知識をどのように勉強したかについて具体的に記載します。


一般知識と専門知識の大まかな勉強の手順は以下のようになります。
(一般知識と専門知識を並行して勉強していたわけではなく、それぞれ独立して以下の手順で勉強していました。)

① 「かんたん合格テキスト」を読む。テキスト内にある問題も解く。

② 「精選問題集」を解く。テキストに記載がなく重要な点はテキストに書き込む。

③ ①と②をもう1回繰り返す。

④ 過去問を解く。なお、直近2年分は解かずに残しておく。

⑤ ①②④をもう1回繰り返す。ノートにもまとめる。

⑥ 過去問のうち、残しておいた直近2年分を解く。

⑦(試験直前)テキストは重要個所のみ見直し、問題は間違えた問題のみ解き直す。


こう見ると結構な量を勉強しているように思いますが(書いていて自分でも思いましたが)、それぞれの項目はそれほど時間がかからず、かつ繰り返すことによってスピードが上がるので、実際にはそれほど大変という感じはしませんでした。

上記のそれぞれについて少し詳しく説明します。


① 「かんたん合格テキスト」を読む。

テキストを読むこと自体は普通に読むだけで特に何もないですが、以前の勉強法の記載で問題を解くことによるアウトプットを推奨しました。

だったらテキストを読む前に最初から問題を解いては?と思うかもしれないですが、以下の理由から最初にテキストを読みました。

・ある程度のベースの知識がないと、問題を解いても頭に入りにくい
・解けない問題が多くモチベーションが下がる、調べるのにムダに時間がかかる
・問題数が限られているため、新たに解く問題がなくなり実力が分からなくなりかねない

まとめると、問題を解くことによるアウトプットの効果を最大化するためにはある程度の知識が必要、ということだと考えています。


② 「精選問題集」を解く。

問題を解くこと自体は普通に解くだけですが、テキストに記載がなくかつ重要な点についてはテキストに書き込みました。
これは勉強法で記載したとおりになります。

また、この問題集に限らず、間違えた問題には印をつけておきました。
こうすることで、繰り返し解く際に前回間違えたことがしっかりと定着しているか確認でき、また試験直前でざっと見直す時に間違えた問題だけ解くといったことが可能になります。


③ ①と②をもう1回繰り返す

これをもう1回繰り返して、記憶の定着を図ります。これも勉強法で記載したとおりになります。

なお、①②が1回終わったらすぐに繰り返したのではなく、別の科目の勉強をしてから戻ってくるという流れでした。(一般知識だったら、①②が終わった後に専門知識で①②をやって、一般知識に戻ってきて③になるという感じです)


④ 過去問を解く。

テキストと問題集を2回繰り返した後(=①~③をやった後)、過去問に取り掛かりました。
テキストに記載がなくかつ重要な点をテキストに書き込むのは同じです。

また、過去問をすべて解くのではなく、直近2年分(4回分)は残しておきました。
一般知識と専門知識は6年分解いたので、この時点では4年分のみ解いたことになります。

直近2年分を残した意図としては、ほぼ試験に臨むレベルの状態(手順で言うと⑤が終わったくらい)で実際に過去問を解き、時間は足りるか・何点取れるか、を確認できるようにするためです。

⑤ ①②④をもう1回繰り返す。

ここで更に、①テキストを読む、②問題集を解く、④過去問を解く、ことを繰り返しました。
また繰り返すのかと思うかもしれないですが、記憶の定着のためには必要ですし、また過去に読んでいる・解いていることばかりなので、それほど苦にならず時間もかかりません。

また、記憶する必要があるがテキストに書き込むのが不適切な項目については、別途ノートにまとめました。
ここら辺も勉強法に記載したとおりになります。

ここまでで、ほぼ試験に臨むのと同じレベルになりました。


⑥ 過去問のうち、残しておいた直近2年分を解く。

ここで実力の確認がてら残りの過去問を解きます。
重要事項をテキストやノートへまとめるのは他と同様です。

なお、直近2年分の過去問を解くのは、試験の直前(数日前とか)にやるのではなく、2週間くらい前にはやりました。

新しい傾向があったり(気象予報士試験ではないと思いますが)、新たな知識が必要だったりする場合、勉強するのに試験直前では間に合わない可能性があるためです。
実際、専門知識ではこれまで出題されなかったようなことが出題されていたと記憶しており、関連する事項をまとめました。


⑦(試験直前)テキストは重要個所のみ見直し、問題は間違えた問題のみ解き直す。

これは書いているとおりです。
テキストの書き込みや間違えた問題の印がここで役立ちました。


以上のような手順を踏んで、一般知識と専門知識を勉強しました。

これだけ繰り返して勉強すれば、ある程度のレベルまで達することは可能だと思います。

今回は以上になります。

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