見出し画像

独立リーグ観戦日記@群馬



まず最初に。グラウンドに着いたのは7回くらいで、尚且つ自分は"民度が低い"のでお金を払わずに球場の外の隙間から覗いていた。


隙間からなので見ないところの方が多いが、カウントやスピードガンで投げたボールの球種を予想しながら楽しんでいた。


それにも飽きて球場の周りを散歩していると、この風景に出会った。

バックスクリーンの裏から


へぇ。チャンピオンフラッグ?のようなものがあるのか。チャンピオンとは無縁(2年連続最下位)のチームだったからかもしれないが初めて見た。これは群馬だけなのか?有識者の方、教えて。


そしてこの裏に来ると、試合前を思い出す。試合前にみんなでバナーを張って、雨の日はびしょ濡れになりながら外して。

旗を上げて。

彦根球場はバックスクリーンの中が秘密基地みたいになっててスリル満点だったっけ。


なんてことを思い出しながらこの景色をぼんやり眺めていた。


すると福島の旗の横にある赤い旗が目に飛び込んできた。

2021年ワイラプ ファン感謝デー


そう。この旗である。


「もう自分がいたBCリーグはないのか。」


そう思った。2年間お世話になったBCリーグ西地区は現在別のリーグであるNOLとして新たな舵を切った。


だからもうBCリーグのオセアン滋賀ブラックスも福井ワイルドラプターズも無い。

個人的には全く別のものに変わってしまったなぁという思いがある。



まぁ、そんなことはどうでもいいとして

群馬戦をちらりと見た感想をまとめていく。
外から見ると応援歌も無いし、登場曲も無いのはどこか殺風景だった。

というより自分は人の登場曲に興味津々で、応援歌大好き人間だからそう感じたのかもしれない。


高校生くらいの頃、千葉マリンスタジアムを試合途中で後にした時のこと。

夜の暗闇に一際明るい球場。そして外まで聞こえる荻野貴司選手の登場曲だった秦基博さんの「girl」

自分はなぜかこの光景をとても鮮明に覚えている。自分は道路の上に掛かった陸橋の上からこの景色を見ていた。その日は涼しい日だった。


この前の茨城戦でも気になった登場曲を「Shazam」というアプリで読み取り、ダウンロードした。

高知の時も、滋賀の時も、福井の時も、そんなようなことをよくしていた。

だから登場曲は自分にとってはプロ野球のひとつの楽しみでもある。


そして、自分は高校生まで応援歌マニアをやっていた。生演奏を聴いたこともない近鉄の応援歌をYouTubeで調べては、聴いて、妙に推していた。

だから滋賀に入った時は何より応援歌を楽しみにしていた。しかしコロナという疫病の影響で演奏を聴ける試合は数試合だった。

それに加えて、初球のストライクを振らなければミーティングで晒し上げられるという事が流行っていた影響も重なって、10球以内で終わるイニングもそこそこ多かった。だから応援歌を堪能することは出来なかった。

またまた話が逸れてしまった。
話を逸らすのは私の得意技だ。

私は音楽の専門家でもなければ、詳しくない。全くの素人である。それでもおそらく中学生の時に読んだ歴史の教科書で見たような大昔から「音」というものは親しまれてきたのだろうということくらいは想像がつく。

そして今の時代まで受け継がれていることを考えるとやはり「音」というものは楽しいということだろう。

今までメインは野球で、その+αくらいのものとしか捉えていなかった「登場曲」や「応援歌」がメインを構成するひとつの要素のように感じた。


無い状態から、有る状態に変わると新たな発見があるのと同じように、

有る状態から、無い状態に変わることも新たな発見があるなと再確認できたいいきっかけになった。

まとめ


登場曲もあり、応援歌もある環境でプレーできてよかったなと思いましたし、独立リーグに入って裏方の人たちの支えがいかに大きな存在であってそれがいかに目立たないかという事も知りました。


そして、お金をもらわずにやっている応援団の方々には本当に感謝したいです。負けが続いても、最下位でも、いつも素敵な演奏をしていただいて幸せでした。ありがとうございました。

自分が過去に在籍した、高知、滋賀、福井の3球団は斬新なアイデアや工夫があって、それを間近で見れたことは財産です。プロ野球を見る目線が変わったことをとても実感しています。

この記事を書いていたらなんだか野球観戦に行きたくなってきました。皆さんはどうですか?もし行きたくなった方がいるのであれば、自分の文章力が少しは向上したと言うことにさせて下さい。笑

自分が球場に足を運ぶことは稀ですが、もし見かけたら気軽にお声掛け下さい!


本日も最後まで読んでいただき、貴重なお時間ありがとうございました。

もし少しでも良かったと思って頂けたのなら「♡」をポチッとして欲しいです。

また次回もよろしくお願いします。





藤原 蔵太


いつもご支援ありがとうございます。 夢や目標を叶えるために使わせていただきます。