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「プロは上手い」という思い込みを捨てる|自分で判断する大切さ

「プロだからといって、すべてのミュージシャンが上手いわけじゃない」
「プロは上手いという思い込みは捨てて、良いか悪いか周りの評価はあてにせずに自分で判断することが大切だよ」

これはバンドをやっていたころ、音楽仲間に言われた言葉です。

このことに気づくまで、私は「プロはみんな上手いんだ」という思い込みがありました。

当時、自分の演奏技術や音楽センスを高めるためにプロのミュージシャンの音楽をたくさん聴いていましたが、すべて「プロだからと上手い」という前提で聴いていました。

いろいろ聴いていると、中には「これってどうなの?」と首を傾げてしまうようなものもありましたが、自分の直感よりも周りの評価やプロだからという肩書きを優先していました。

ある時、音楽仲間に「このミュージシャンって評価高くて上手いよね」と話したところ、「はぁ、上手くないよ。ちゃんと自分の耳で聴いたの?」と言われました。

自分の判断ではなく、周りの評価を優先して音楽仲間に話してしまい、この後に冒頭の指摘(というか教訓)を受けることになります。

今振り返ると本当に恥ずかしい。

プロのミュージシャンにもいろんなタイプがあって、演奏技術が高い人もいれば、技術はそこそこだけど音楽センスがズバ抜けているとか、プロになるための突き抜けた要素がそれぞれ異なります。

例えば「このミュージシャンは演奏技術はイマイチ、だけど曲の構成や時代の取り込み方などの音楽センスはピカイチ」というように、自分の直感と判断を大切にすることが必要です。

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