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僕ヤバ:Karte49の話

桜井のりお先生のつぶやきはこちら!

何を思っての表情なのさ。

Karte49の話

濁川くん登場回。
前回までの感情情緒たっぷりの手汗ぬるぬるクリスマスの余韻かと思ったら。
さも当然のようにイマジナリーフレンドが突然出てきて困惑。するよね?したもんだ。

それにしてももんもん京ちゃんのカワイさ溢れちゃってますね。そりゃもうパジャマも可愛い可愛いのわい。
自分の可愛さをきちんと自覚して京ちゃん。ね?でも無自覚なところに無知コスプレで『?』状態の京ちゃんはもっといい。だからそのままの君でいて。

モヤモヤしすぎて別人格

別人格の可視化ができる京ちゃん何者?
というのはさておき。
メタ的な話をすると、市川の内面の葛藤を会話形式とコメディ路線で見せるために出てきたのが濁川くんだと思われる。

この辺りは市川のIFみたいなキャラクターが居ればそれと対比して話を進めるのだろうけど、僕ヤバは割と内面と相手への行動にフォーカスした話なので心の一面の擬人化としてお呼びになったのだろう。

濁川くんは見た目も高身長イケメンと思われるので、ある種市川の理想像として描かれてると思われるのだが(立ち振る舞いの助言とかもそう)、やっぱり思考のベースは市川というのが山田への理解の限界で描かれている。

もしくは心の奥底で信じてる自分、みたいなものかもしれない。
だからなんだ、にごりんは心の声なんだ。

ポコン♪

さてさてそんなやり取りの中の心が弾むLINEの音なんだけど、クリスマスのアレやコレやがあったのでリンリンチンチンって感じでどうしても笑ってしまう。

試着室のアレが刷り込まれてる。
一生『ポコン♪』をそう言うコトだと認識して生きていくしかない私の人生。
終わりです。

何か運動でも?

ポコン♪からの流れなのでこの会話もなんかいかがわしい香りが漂う問題のシーン(個人の感想です)。
というか山田の格好は何?のりお先生の趣味?

『あ、出た』
だけ切り抜かれたアクキーがあるのでやっぱりそう言うことかもしれない。匂わせ。

明日から秋田で寂しいから電話したっていう山田なんだけど、電話なんていつでもできるという事すら忘れていて。
言い訳をほんのりカウンターで認識させられて顔が赤らむの何?ただのラヴでは?は?

お電話操り市川

突然始まる公式による市川無知シチュ操縦。
さっきまで匂わせと感情のドギマギから地続きに来るものだから感情がバグる。読者の性癖歪んじゃう。

京ちゃんはちゃんと心のセキュリティをかけようね。
山田に常識がどんどん侵略されてるし、なんなら私の性癖も歪みきるでオーバーキル。サイコー。

それ何の本?

えっちな……。山田からそう言う単語が出てくるのちょっと驚き桃の木山椒の木。
クラスメイトのおバカ達はさんざん騒いでるので男子のそう言うのは知ってるはずだけど、山田の中で市川と性が同じ地平の中にあるのがびっくり。変に理想と乖離してる事がない。

ちなみに、その本はえっちな目的にも使用してるはずなので多分正解。この発言は偏見。

というかえっちに興味がある市川と認識してる割にはガードが低すぎるよ山田。どういうこと?パパ泣くよ?

月見えないね

流石に見えたら市川でも気付くのでここではこれでよかったね。

おまじない

そばそばおそばきつねそば。
どういうこと?

劇中劇の君オクの話を見ると、山田からのアプローチなので同じことをさせることで濁川くん的な事を市川に対して抱いているか、してほしかったかだろうけど。多分前者。

モヤモヤ

ここでいうモヤモヤは理想と現実のギャップのことと読めるのだけど、当人同士でいる時にはそんなことは些末なぐらいの事でしか無くなってしまう→この時間が楽しいしなにより夢中ということなんだろうなと。

そんなこんなで平和に終わり。
平和?先生の扉絵は何さドコサヘキサエン酸。

まとめ

イマジナリーお前、こと濁川くん初登場
既に色々動きを見せている彼の先の話を踏まえて考えれば、その登場意義はいまさら述べることでもないですね。

自分が気付いてない、あるいは目を背けている事を気付かせてくれる存在が濁川くんでしょう。
市川の奥底で眠っている理想と、うまくいかなかった現実との恐れとのクレバスを橋渡ししてくれるようなキャラクター。

とはいえ根は市川なのでちょっとポンコツ残念イケメンなのはラブでコメディ。
そんな濁川くんですが、市川の中でいつか理想と現実が調和する時まで、きっと楽しくやっていくことなのだろうと思います。

ということで今回の報告は、以上です。

おまけ:当時の貴重な変人録


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