僕ヤバ@Karte10考察

桜井先生のつぶやきはこちら!!


文化祭

おそらく秋の入り、残暑の頃。

市川は窓を開いて黄昏れている。二番目に無駄な行事と断ずるのは何故だろう。去年はトイレに引きこもっていたから当然か。

なお、市川は体育祭が一番嫌いなよう。Karte14でも積極的に運動しているようには見えず、苦手なのかもしれない。彼の場合は頭痛持ちという事情もあるし。

ねえ なにこれ コンニャク?

萌子:山田のコンニャクにしか見えないお墓に対して。ナチュラルに弄る。

疑問)桜井先生インタビューでは萌子は頭が良いとのことで、こういう山田の不器用さが気になるのか?Karte2でも山田を泣かせていた。

余談)吉田の体操服のシワが細かい。フェチポイント?腕捲りするあたり、勝気な性格なのか。

手伝ってんだよっ

今回はきちんと言い返せた山田。Karte2では言い返すことができず泣いた。山田の成長が見て取れる。
周りは何処吹く風だが、小林と萌子のリアクションの違いは性格の差か。

小林は適役のお化け役を依頼して、萌子は山田に気を遣わなくて良いと言う。

存在を消すのが利口な生き方だ

確かにイベントで役割を持つと面倒だ。去年の市川はこうしてイベントに参加しなかった?今年も一人で孤独に過ごすのか?

あっ 市川って 絵上手かったよね?

身を硬ばらせる市川。周囲に人がいる状態で男子に声をかけてる山田はこれが初?

なんで知ってる?

Karte4で山田の絵を渡したからだよ。

Karte4は夏よりずっと前のことなので市川は覚えていない。山田はきちんと覚えていた。Karte6は決定打だったが、Karte4もちゃんと山田の心に響くものがあったのだ。

っていうか上手くないし

自分に厳しい市川(ヤベー絵ばっかりなのは本当)。

ここでは破壊衝動の発散と思われる絵が二点描かれている。"死"の絵と"だるま"の絵。市川は自分を蔑む視線に憎しみとか怒りの感情を募らせているので、たぶん自壊的な絵ではなく、攻撃的な絵。

ダルマは支配欲とか垣間見えるので結構ヤバい趣味かと。(ヤバさ自体が好きなのかもしれないが)

くそっ しょうがない

市川は山田の頼みを断ったりしない(というか足立の頼みすら断らない)。

ただ、「やるからには いっちょ本気を出してやりますか…」とし、やる気を出している。

山田の頼みかつ、困っていたのが原さんという事で、頑張ることにした?加えて自分に厳しいので、中途半端はしないのだろう。

んん……?

日常に潜む爆弾に気が付いてしまう市川。人目もはばからずガン見してしまう。

中学生でこの発育は……。Karte3の通り、男子はよく見ているよなぁ。

ぼわーーっ

可愛さしかない。やましい事をしていた市川、声を張って謝罪(地味〜に台詞歪んでるけど)。あと山田の着物の下は体操服です。

疑問)小林カントクが出てくる。山田が女優志望なのはやはり本当?Karte6のおまけはコメディ描写ではなく?

いいんだよ 市川が驚いてくれたから

倒置法。

今回、山田はかなり市川に意識を向けている。窓際に立つ市川は気配を消していたはずだが気がつくし、驚かしも市川と原さん向けだ。

そして……

私の…お墓…

これだけ山田が市川市川言っていた回に、山田の墓が出てきてしまう。山田のショックは自分が書かれたから?それとも、市川に書かれたと思ったから

誰 書いたのー

瞬く間に騒動になってしまう。この場に居るのは市川で、普段の素行が悪いのも市川

一発で第一容疑者行きである。

これは原さんが書いたトコだ…!!

市川の殺さない妄想がカワイイ。
いや、やばい状況だ。足立は好きな子を貶されたと思って冷静さを欠いている。

待て待て待て

ここで脳裏をよぎるは山田の周囲の空気が悪くなってしまう事。市川自身のことではない

頭のおかしい自分より他人を優先する市川は未だに存在するのだろう。

死ねってこと?

おい萌子。
足立の株上げ作戦だが、しょんぼりな山田はそれどころでは無さそう。萌子はフツーに同情するような顔。悪気はないんだろうなぁ……。

あの…… えー…

久しぶりに市川の病が出てきた。今回は攻撃じゃなくて、どことなく励ましのように思える言葉。

ダブルクォーテーションまで用いられた迫真の中二台詞だが、悪口で書いたわけではない、というフォローにも読める。

直撃した足立はドン引きして硬直。市川は自分の発言の意味不明さに硬直。かわいそう。

疑問)目を回していたが、市川にとって死は興味の対象で親しみのあるものなのだろう。読んでる本にも現れている。また、孤独を拗らせていたので結構本心かもしれない。この見方はちょっと切ないけれど。

…?どしたの?

救い、来たる。しっかり登場する神崎くんも抜かりなし。芸が細かい。

…あっ 小林もあるじゃん…

小林の抜けてる設定、炸裂。

山田、大赤面。これは自意識過剰と言わざるを得ず、流石の山田も恥ずかしかったか。

こんだけ非難されたにも関わらず市川、無言。怒ってはいるけど……。

作業再開するも、若干不機嫌そうだ。

ごめんね?

山田が疑ったせいで市川が非難の的になった(これはKarte30で効いてくる?)。このため山田はきちんと謝った。

ところでこのコマ、四角じゃなくて背景もふんわり。個人的にかなり印象的なシーン。何か意図がある?香りの演出?ワカラナイ……。
あと、市川が嗅ぐシーンはKarte12にもある。こればかりは本じゃわからないからね……。若干フェチ?

僕は死んだ

タイトル回収。お後がよろしいようで。

まとめ

市川の何でもないことを、山田はきちんと覚えていた。
山田は萌子のdisをきちんと言い返せた。
市川の病が久しぶりに再発し、自己犠牲をやらかしてしまう。
小林、設定を回収。
-現実- 市川、山田を汚せず。
この回の市川はものすごく喋った。頑張った。

今回の報告は、以上です。

体操服のシワのこだわり。

神は細部に宿る。



















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