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#僕ヤバ:女子にイジられた!考察

桜井のりお先生のつぶやきはこちら!

女子グループの会話に巻き込まれる市川
今回は深読み多めです。

談笑とイジり

山田は市川の席に座っている。
意中の相手の席を知らないはずがなく、これは意図的に乗っているものと予想される。
まあKarte29でも座ってたし、今更なのだが。

正直、市川の席に他人を近づけない目的と、市川との教室会話を作るために陣取ってるとしか思えない。
そして、今回は萌子がこれに言及。

怒っていいから

文化祭準備のKarte10を彷彿とさせる萌子の台詞はどちらかというと市川向けじゃなくて、山田向けの意図が強かろう。
山田としても好きな子に自分を悪く言われていい気分なはずがなくてむくれているように見える。
とは言え、ここで変に抗議すると角が立つ。

一方のばやしこ。
怒んの?は、なかなかに鬼畜な発言。
まあ市川もいつも静かに本を読んでるだけだし、よくわからないというのは仕方ない気もする。
小林的には悪気はなくて、表裏もなく思ったことをそのまま口にしただけだ、たぶん。

怒ったらどうなんだろ

本人の前で言い始めるのデリカシーねぇ〜〜って感じだ。
萌子は市川を鬼太郎に見立てて、髪の毛針が云々
まあ確かに似ている。元祖メカクレ男子、鬼太郎。
萌子の兄がオタクという通り、こう言った文化の会話も嗜んでいる模様。ヤバイぞ山田。

(無言)

市川の表情から次のページの行動が予想できるか?
たぶん少し難しい。

なお山田、市川が席を立つまで一切笑っていない。
普通は怒るべきところで、山田は市川イジりの無遠慮さに内心思うところがあるのと推察される。

(離席)

無言で席を離れる市川。
折角席に着いたのに。

山田はなんだか心配そうで、実際心配している。

イジられた

市川すごいアホ。
陰キャ特有の会話経験の少なさか、まさかのポジティブ変換だ。
Karte26だったらキレてなかった?すごく変わったよね……。

うまくリアクション出来なくて固まってしまったり、次はどうするかの再シミュレーションはコミュニケーション失敗時の共感できる行為な気がする。

ソワソワするのも大変よくわかるが、腰を振る姿は結構ヤバイ。
ここらへんの表現はのりお先生節って感じ。

昼休み

山田に背を向ける市川
山田は萌子たちの会話が原因かと勘ぐる
原因はそれだが、山田はそれで怒ったと思っているし、市川はそれで浮かれているわけだ。
こんな所にも勘違いがあるわけで。
実に僕ヤバらしい展開。

ところで、ここで名前を挙げられるのが萌子であって小林じゃないところ、山田の人間関係観が透けて見える。
今回はどうにも小林が悪いのだが、山田は小林を悪者にしない。
全員悪気はないと思うので、なおさら。

今だッ

ごめんね。
がーんだな、出鼻を挫かれた。

被せられた言葉に固まる市川。
即座に意味を察したと思われる表情が残酷

だが山田、一切気にせずその手に握られたものに即座に気がつく。

市川の抵抗も無視して、手をこじ開ける山田。
ひどい。Karte13から何も変わってない。
この娘、市川をドラクエのタンスか何かだと思ってやしないか。無遠慮さがすごい。
積み重ねた蹂躙からこの程度なら問題ないことを知っている。ヤバイ。

目玉のオヤジ

おそらくティッシュアート。
授業中にしこしこ作ってたに違いない。

浮かれて作ったものがバレて悶死する市川。
一方山田、理解するまでの一瞬の間。

パタパタ

抑えきれない脚の動き。犬の尻尾かな。
理解後、一気に噴出した喜びが隠しきれない山田が表現されている。
目玉のオヤジそのものと、自分たちの会話にこんなもの作ってきた市川への感情が溢れたに違いない。

おい鬼太郎ッ

あっ、鬼太郎って言っちゃった。
モノマネでノッてくれる山田の優しさよ。

誰にも見せてはならんぞ
なぜです?

まあ順当に、市川の反応は求められてない&お前は私だけのものということだろう

なんでもじゃ、とかいうなんでも言いくるめられるパワーワードを山田が発して今回は幕。

まとめ

この回ヤバイ。
Karte26〜の流れを彷彿とさせつつ、一切の展開が異なる。
まさに変化でありながら、山田市川小林萌子の核は変わっていないことが見て取れる。

しっかし独占欲が強いな山田は。
市川の全てが刺さって仕方ないのだろう。

加えてコレだもの。
先々の展開に怯えるばかりだ……。

おまけ

手先の不器用な山田。
恋も不器用、手先も不器用。
そのくせ察しの良さは超一級。

私も作ったよ!

息荒く、作られたティッシュアート山田ver

化け物やんけ

散らばるティッシュが無残な何かを彷彿とさせる。

成れ果て

現在、こんな映画が大ヒット上映中だ

無残、目玉のオヤジ。
市川も怯えるクオリティ。

目玉のオヤジ(メスのすがた)

脚が長いからメスだな!

そんなバカな。市川の心の叫びももっともだ。
目玉のオヤジだぞ。

交換しよ

交換と言いつつ、市川の目玉を貰うのは確定事項。そうじゃなきゃ両方もらう事にはなるまいて。

市川もゴミとして捨てそうとは言うものの、捨てそう、だから捨てるわけではないことを暗に伝えている。
山田はこう言う所に気が付いているだろうか。

内ポケット

衝撃のまさぐり。
女の子がこんなことしていいの?

と思うのだが……。
次のコマで山田は手を離して照れている。
無意識であったことがうかがえることから、おそらく市川=小林の距離感で接してしまったものと思われる。

ありがとう………成れ果て………

原作者のお言葉からして、関連性が疑われ……
ん?この部屋大きなお尻が置いてありますね。

やっぱりメイドインアビスネタと見て良さそうです。

おわりに

ちょっと想像以上に過密です。
本掲載で出来なさそうな他作ネタ、イチャイチャ、女子コミュニティとの距離感……などなど。

女子軍団との絡みが見えてきて、この先の市川山田の日常から目が離せなくなりそうです。

今回の報告は、以上です。





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