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2023/2/22 KLのLRT橋桁損傷の事故についての最終報告書が発表された。完全復旧には7か月間かかる見通し(ざっくり翻訳)

KLの鉄道会社Prasarana社は、LRTアンパン線とスリペタリン線の共用区間であるマスジッジャメ駅とバンダラヤ駅間で発生した、橋脚のズレの事故について最終報告書をまとめた。以下はメディア向け報告書のざっくり翻訳。


2023年1月27日に発生した、マスジッジャメ駅とバンダラヤ駅間の高架橋の橋脚の損傷に関する調査が完了しました。

調査の結果、高架橋の橋桁と柱の損傷は、隣接する建設現場の工事によって発生した「地面の動き」が原因であると確認されました。

陸上公共交通機関局(APAD)が1月27日に述べた通り、この工事は1998年鉄道区画規則[PU(A)367]に定められているAPADとの協議を行うことなく開始されていたことが確認されました。

Prasarana社は現在修復作業を行う業者の選定中で、工事は3月初旬に始まり、約7か月間かかる予定です。工事手順は、最初の2か月間で補強工事のための仮工事を行い、その後5か月間かけて完全修復を行います。

工事が長期間にわたると予想されるのは、今回の調査により、破損箇所の構造上の破損が大きく、安全性に大きな影響を与えていることが確認されたためです。

Prasarana社として、1月27日に発表した復旧までの間のバスを含む代替手段の提供などを引き続き提供します。また、MRTプトラジャヤ線が全線開通すると、Chan Sow Lin駅、Titiwangsa駅、Sg.Besi駅乗り換えの新たな迂回路線が利用できるようになります。

今回の調査は、複数の公的機関によって構成される特別委員会によって実施されました。またPrasarana社は、今回の事故の原因となった者に対し、法的な措置をとることを検討しています。

皆様にはご不便をお掛けすることをお詫び申し上げます。

出典

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