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2023/1/22 国立病院の救急センターの混雑解消についての保健省のメディア向け声明 (ざっくり翻訳)

国立病院の救急センターでの混雑について国民の関心が高まっています。COVID-19のパンデミックが発生前の段階で、保健省が管轄する全国の国立病院の救急センターでは、合計約800万人の患者を毎年受け入れてきました。2022年末までに受け入れ患者数がパンデミック前の状況に戻ると予測されていました。

もちろん、患者数が日々増加し、病院側の人員や施設が不足しているため、救急センターの混雑が発生しているという点は否めません。この問題は包括的に解決していく必要があり、国民の保健医療福祉の観点から、短期、中期、長期の解決方法の検討が必要です。

保健省は、それぞれの部局の副部長を通じて、それぞれの病院とクリニックのデータを分析し、特定の施設での残業制度の導入などがどれほど効果的な解決策となるかを調査することを指示しています。

同時に、救急センターの混雑の問題が発生している病院を中心に、無駄のない医療システムの強化の方法が検討されています。

比較的患者受け入れの余裕がある病院で、「短期入院病棟」制度を導入予定です。この制度はいくつかの病院で数か月間導入されてきましたが、この病棟の使用条件の改善を目指し、イエローゾーンの患者の待機時間の減少を目指す予定です。

さらに、病床管理システムのアップデートを行い、それぞれの病院の病床が的確に管理されるようにすることが重要です。

保健省は、政府の他の機関、州機関、非政府機関、民間機関と連携して、包括的に救急センターの混雑の問題を解決していきます。民間病院との人員面などでの協力は、COVID-19のパンデミック時に効果を発揮しました。こうしたモデルの使用には資金が必要です。

また、医療サービスのデジタル化も重要視しています。現在のICTシステムをデジタル化することにより、現在の問題の解決策の1つになるのではと考えています。諸外国の医療サービスのデジタル化ソリューションが幅広く存在し、こうした動きにマレーシアも追従することにより、より効率的な医療の提供が可能になると考えます。

医師、看護師、医療補助者、薬剤師、専門家などの医療従事者の拡充も引き続き行います。保健省はJPAと財務省と協力し、中期、長期に問題を解決していく方法として最善の方法を模索していきます。

出典

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