2023/1/31 ジョホール州とサバ州で洪水の被災者が増加中
マレー半島の南部やボルネオ島のサバ州では長時間豪雨が降り、洪水の被害が拡大している。そのため、ジョホール州とサバ州で避難所生活を強いられている被災者数が増加しているとのこと。
サバ州では洪水の被災者は560世帯、1,532名に上り、10か所の避難所が開設されている。
サバ州災害対策本部によると、ピタス地区で被災者が最も多く450世帯が被災している。続いてテルピットの59世帯、パイタンの40世帯、ラハダトゥの11世帯。
ジョホール州では、今朝までに2,138名が被災し、バトゥパハッ、メルシン、コタティンギ、セガマッで合計22か所の避難所が開設されている。
バトゥパハッでは879名、メルシンで823名、コタティンギで344名、セガマッで92名が被災していると州災害対策本部は報告している。
現在もメルシンのエンダウ川は危険水位を上回っているが、徐々に推移は下がってきている傾向にあるという。
パハン州では、ロンピンの学校1校が避難所となっており、27名が避難所生活を送っている。
クアンタンのロンピン川では危険水位を上回る10.68が記録されているが、現在は推移は下がってきているとのこと。
現在もマレー半島東岸部、サラワク州、サバ州などで長雨警報が出ているため、警戒が必要だ。
出典
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