見出し画像

2023/4/10 マレーシア運輸省による旅客運送に関わる車両と職業用運転免許に関する通達(ざっくり翻訳)

マレーシア運輸省は、旅客運送に関わる車両と職業用運転免許に関するこれまでの要件を変更しました。

  • タクシーとeハイヤリングで旅客運送業務に使用できる車両の車齢を10年から15年に拡大する(2023年1月より)。

  • 職業用運転免許の取得に関する手続きの変更

タクシーとeハイヤリングで旅客運送業務に使用できる車両の車齢が10年から15年へ拡大される

旅客運送事業で使用できる車齢が拡大されたため、車両使用許可を申請する車齢の上限が14年となります。つまり、タクシーやeハイヤリングで車両を使用する場合、使用上限の車齢15年に達する1年前までに使用許可を得る必要があります。

また、これまですでに車齢10年を超えたため車両使用許可が切れてしまった車両で、車齢が15年未満の車両については、再度使用許可の申請が可能になります。

ただし、全ての旅客運送業務に使用される車両は、法令の定める車検を受ける必要があることに留意してください。車検により、法で定められた安全要件を満たした車両のみを旅客運送業務に使用可能です。

西マレーシアでは、タクシーの使用可能な車齢の上限が15年に拡大されますが、サバ、サラワク、ラブアンではタクシーに限り、これまでの車齢上限が適用されますのでご注意ください。

職業用運転免許の取得に関する手続きの変更

PSV(旅客用)、GDL(貨物用)の免許において、運転理論の試験を廃止します。また、運転理論の講習はオンラインでも受講可能とします。

ただしPSVとGDLの牽引免許については、教習と試験が必要です。

オンラインの運転理論の講習はJPJや教習所が定めるプラットフォームで受講可能です。

出典

お知らせ

Kura-kura.netではマレーシアの情報を配信しています。ブログTwitternoteインスタなどで情報を配信していますので、ぜひご覧ください。

また、情報がとても役立った!Kura-kuraの活動を支援したい!と思っていただけたら、noteのサポート機能か、Paypalから投げ銭をいただけると涙が出ます。いつもサポートくださっている皆さん、本当にありがとうございます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?