2023/2/3 ペナン島内でアフリカ豚熱(ASF)の感染が発生。輸送用トラックの洗浄不足が原因か
ペナン島の3つの養豚場でアフリカ豚熱に感染した豚が確認され、マレーシア国内の豚への感染が確認された養豚場の数が27となった。
ペナン州州知事のチョウ氏によると、今回新たに感染が確認された養豚場は、ペナン島のバラッ・ダヤ(南西地区)で、州内でアフリカ豚熱に感染した豚は62,197頭に上ったとのこと。
これまでに感染が確認された養豚場は、スベランプライ(南)で18か所、スベランプライ(中)で2か所、スベランプライ(北)で4か所だった。
2023年2月2日までに11,943頭の豚が殺処分となり、現在も感染が確認された養豚場での殺処分作業が続いている。殺処分となった豚は住宅地などから離れた場所に集められ埋めているという。
これまでアフリカ豚熱の感染は、ペナン島内の養豚場では確認されず、いずれもマレー半島側で発生していた。
チョウ氏によると、感染がペナン島へ拡大した理由として、屠殺場へ豚を運ぶトラックの洗浄が正しく行われないなかった可能性が考えられると述べた。
ちなみに、日本への帰国時に肉製品などを持ち帰る行為は、検査証明書が添付されたものを除き、禁止されています。悪質と判断された場合は、製品の没収の有無にかかわらず逮捕、処罰される可能性がありますので、十分ご注意ください。
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