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2023/2/23 2023年6月にも鶏肉と鶏卵の価格の変動制を導入予定ー農業・食料安全保障大臣

マレーシアの農業・食料安全保障省のモハマド・サブ大臣は、2023年6月をめどに鶏肉と鶏卵の価格の変動制を導入することを明らかにした。

変動制を導入することにより、国内取引・生活費省が市場価格を評価し、必要に応じた価格の設定をより柔軟に行えるようにすることが可能になるとのこと。

また、食品全体に一律に補助金を出すのではなく、B40世帯(低所得世帯)に個別の支援を強化することで、物価高への対策をすることを考えているとのこと。

現在飼料不足も相まって鶏肉と鶏卵価格が高騰しているが、政府の補助金を使用して一定額に抑えている。モハマド・サブ大臣は、飼料となるとうもろこしの収穫が近づいており、今後半年以内には、国内の鶏肉と鶏卵の供給が安定すると見ている。

鶏用の飼料のとうもろこしは、100%アルゼンチンとブラジルから輸入しているが、国内自給が可能になるために農家に対してとうもろこしの栽培を促しているとのこと。

現在鶏肉はRM9.40/kg、鶏卵はグレードAが45セン/個、グレードBが43セン/個、グレードCが41セン/個で販売されている。

出典

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