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和田光司『Butter-Fly』の歌詞を解釈

今も色あせない名曲。私も大好きな『デジモンアドベンチャー』のOP曲です。歌詞を解釈してみました。早速始めます。

『Butter-Fly』
▼まず曲名について
『Fly』とあるように、飛び立とう、前向きに行こう、という背中を押すメッセージ。また、蝶のように小さな存在であっても羽ばたいていける。さらに「バタフライ効果」を参照して「小さな存在であっても、のちに大きな影響を与える存在になれる」というメッセージもあるのではないでしょうか。

ゴキゲンな蝶になって きらめく風に乗って
今すぐキミに会いに行こう
余計な事なんて 忘れた方がマシさ
これ以上 シャレてる時間はない
▼まず主人公の設定について。蝶は比喩で、主人公が蝶になった気分。「キミ」は人間の恋愛対象とも捉えられるが、ここでは「夢を叶えた自分のこと」「夢そのもの」と置いてみる。「シンガー」を目指している主人公だと捉えると、今後の歌詞もしっくりくる。
▼夢を叶えるためにはそれ以外のことを考えている暇はない。忘れた方がよい。これ以上、カッコつけている暇はない。洒落を言っている暇もない。

何が WOW WOW~ この空に届くのだろう
だけど WOW WOW~ 明日の予定もわからない
▼空を見上げてみる。自分が蝶だとしたらどうすれば空高く飛べるのだろう。夢を叶えることができるのだろう。夢を叶えた自分はカッコいいだろうか…いろんな想像がわいてきて期待が膨らむ
▼だけど現実では、自分はまだ何も成し遂げていない。明日の予定も分からないほど自分の道は確かなものでもないし、うまく行く保障もない。

無限大な夢のあとの 何もない世の中じゃ
そうさ愛しい 想いも負けそうになるけど
Stayしがちなイメージだらけの 頼りない翼でも
きっと飛べるさ On My Love
▼楽しい想像、膨らむばかりの夢を描いたあと、現実世界のうまくいっていない自分や何も手に入れていない自分を目の当たりにしてしまう。
▼そんな現実の世の中にハッとしてしまうと
「愛しい」「好きだ」と思っていた自分の夢もあきらめたくなってしまう。
▼それでも全然成長せずに停滞している自分でもいつかはきっと輝ける日が来るはず。好きなことを貫いていこう。きっとできる。

ウカレタ蝶になって 一途な風に乗って
どこまでも キミに会いに行こう
曖昧な言葉って 意外に便利だって
叫んでる ヒットソング聴きながら
▼(シンガーになれた主人公)まさに自分が描いていたシンガーになれた。自分の表現したい歌に一途に頑張れそうな気がする。どこまででも夢を追い求める
▼けど、世の中ではやっている曲は、実は思いのこもっているかもわからないけど汎用性のある曖昧な言葉ばかりじゃないか…?これは俺が目指すべき姿なのか…?世で人気となるには自分のやりたいことを曲げなければならないのか…?(ここ解釈分かれると思います)

何が WOW WOW~ この街に響くのだろう
だけど WOW WOW~ 期待してても仕方ない
▼結局、世の中に刺さる曲を作るにはどうしたらいいのだろう。でも、人気を出ることばかり考えていてはいけない。世の中に期待しているのではなく、自分の表現したいものを信じなければいけないと思う。

無限大な夢のあとの やるせない世の中じゃ
そうさ常識 はずれも悪くはないかな
Stayしそうなイメージを染めた ぎこちない翼でも
きっと飛べるさ On My Love
▼期待で膨らんでいたあの時の夢は、なんだったのだろうか。と思うほど今すごくもやもやした世界にいる。それでも、そんな世の中だと割り切ってしまえば、常識外れだと言われてもいいから自分流で、自分のやりたいことを貫けばいいよね
▼停滞気味な世界に染まり始めていた自分だけど、もう一度自分の表現を信じて、飛びたとう。

無限大な夢のあとの 何もない世の中じゃ
そうさ愛しい 想いも負けそうになるけど
Stayしがちなイメージだらけの 頼りない翼でも
きっと飛べるさ Oh Yeah~

無限大な夢のあとの やるせない世の中じゃ
そうさ常識 はずれも悪くはないかな
Stayしそうなイメージを染めた ぎこちない翼でも
きっと飛べるさ On My Love

▼以上解釈でした。
こう考えてみると、夢へのせなかを押してくれるメッセージや、自分を信じる大切さを伝えてくれていたのかな…と想像できますね。
だからこそ色んな人たちに愛される曲なのかな、と思ったり。
やっぱり好きな曲ですね~~!!!

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