「学び合い」とは?(考え中・・・)
今回のnoteは、現在わたしが学習コミュニティでチャレンジしている「学び合い」について、仮説とその状況、そして今後のチャレンジしてみたいことについて書きたいと思います。(かっこいい文章が書きたいけど、まぁそれは後回しw)
学びの結果は「個人」に帰着する
ほとんどの人は小学生から、早い人は幼稚園から「学ぶ」ということをしています。教科書を読み、先生の板書をノートに写し、問題集を解く、テストを受け、その結果を見て一喜一憂する。学びは学生時代だけではなくおとなになってからも続きますし、日々の生活の中でも多くのことを学びます。
学びは個人で頑張るものであり、時間を割いて、自分の手を動かし、自分の頭で考え、その結果様々なことを覚えたり、考え方を知ります。またその学びによって獲得した知識やスキルを活用して、受験をしたり仕事に活かしたりして、その結果「資格の獲得」や「昇給の獲得」をしていきます。これらのベネフィットは、全て個人の勉強の結果として、個人に帰着するものです。
「効果的な学びのためには、人に教えてあげるのが効果的である」という場合でも、結局は「個人の学習定着」のために教えているのであって、極端に言えば他者がどのように学ぶかどのようなベネフィットを得るかは関係ありません。
では、「個人に帰着しない、チームとしての学び」というのは存在するのでしょうか?
チームの学びは相互扶助である
チームとしての学びとは、特定の誰かの学びではなく、チームという集団全体の学びになっている状態です。これを「チームの学び」とすると、チームの学びは「チームメンバーによる、相互扶助的な学び」と言えます。
学びを個人のものではなくチームの学びとして実現できれば、、チーム全体の利益を高めることができ、自発的で自律的に学べるチームができるのではないかと考えています。(巡り巡って個人のベネフィットに繋がりますが、特定の個人のベネフィットに帰着しない、というのがポイントです。)
つまり
オレの学びはみんなのもの
みんなの学びはみんなのもの
ということになります。
さっそくこの「チームの学び」を蓄積するためのアプリを構築しました。このアプリに溜まった学びの量がチームの学びになっているはずです。
ほんとにそうなのか???
チームの学びは「知識の量」ではなく「活動の量」
今回「チームの学び」を蓄積するためのアプリを作りましたが、そこには様々な学びが溜まっていきます。このアプリは6月に実施した「ノウハウ交換ボード」を参考に構築しました。ノウハウ交換ボードについてはこちらのnoteをご覧ください。
アプリの詳細は割愛しますが、このアプリは「学び」や「質問」、そして質問に対しての「回答」が登録されます。つまり「学びの内容は重複している」状況です。
一般的には「FAQアプリ」がにていると思いますが、FAQアプリは
内容は整理されて正確である
内容は重複せず、検索しやすい
ユーザーは閲覧専用で編集は管理者が行う
という特徴がありますが、今回構築した「チームの学びアプリ」は
内容はチームメンバーが回答するので、正確かどうか分からない
内容は重複があるため、同様の内容が検索に表示されることがある
ユーザーは質問でき、回答もできる
という特徴があります。
つまり「チームの学び」は「アプリに溜まった学びの量」ではなく、「チームメンバーがやり取りした活動の量」と言えるのではないでしょうか。
このあたりは更にプロジェクトを進めていく中で探索したいと思います。
チームの学びを促進するための2つのチャレンジ
この「チームの学びアプリ」はまだまだ活性化しているとは言えません。そこで更にチームの学びを促進するためにさらに2つのチャレンジをしたいと考えています。
1つ目は、活動量の見える化です。見える化にはいろいろな方法があるかと思いますが、チームメンバーが楽しくワクワクするような見える化が必要そうです。
2つ目は、メディア化です。数値情報としてではなく、キュレーションメディアとしての見える化というイメージで、チームの学びアプリに登録された内容をピックアップしてメディアにして公開したいと思います。
いずれもチームメンバーのみなさんに相談しながら進めていきたいと思います!😊
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