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追憶の糸を手繰り、過去に想いを馳せる

2023年8月29日

・本を読む
・映画(ドラマの場合もある)を観る

私の習慣。

芸術作品に触れることで
追憶の糸を手繰り、過去に想いを馳せることがある。

私はその時間を'辛い'と
感じていたことがある。

正直忘れてしまいたいな、と思うこともある。

でも最近になって気付いたことがあった。


「あぁ、私こういう時間でしか
逢えない人もいるんだ」


普段は思い出したくもない'過去の私'や、
あの時私にとてつもない言葉をかけてきた'あの人'。

上京する前に働いていた会社の取引先の人も、
何となくご飯を一緒に食べるようになった学校でのお友達も。
「すみません」と私に道を尋ねたあの人も。

今みんなどこに向かって歩いているのか、も
何もわからない、何も知らないけれど、

そういう時にみんなを思い出す。

関わったのはほんのすこし、だけ。
そんな人もそういう時間にだけ、逢える。

私は一度会った人、お話した人を忘れない。

たった数秒しか
言葉を交わしたことがない人のことも
覚えている。

「きっと、もう、会うことないかもしれない。」

そんな人に逢える時間が好きになった。

'辛い'と思って過ごしていた時間も好きになった。

今日も、わたしは'あなた'に逢いたい。

今日は誰に逢えるのだろう、。

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