知ってしまえば常識に

この場では、プレゼンデザインと探究のお話を展開していますが、探究のお話を始めたところで共通した話題を一つ。

初めての出来事

初めてフレンチやイタリアンのレストランに行くことになった時、本格的なクラシックやジャズを聴きに行った時、ミュージカルや落語を観に行った時・・・など、初めての物事に触れる時のことをちょっと想像してみてください。

多くの方は、最初どのように振舞うべきなのか知らなかったのではと思います。しかし、一度それを覚えてしまえば、あなたは常識として振舞うことができたのではないでしょうか。

デザインも探究活動も

最低限のマナーや原則を覚えてしまった後はそれが常識として使いこなすことができるようになると思います。そして、その型に当てはまっていないものがよく見えるようにもなって来ると思います。

デザイン側の表現をするのであれば、文字の始まりが揃っていないのが気になる、色が目に痛い、どこを見ていいかわからないレイアウト、といったものが見えてきます。

また、探究側の表現をすると、いつも歩いている街なかの街路樹の名前、知っていますか？イチョウとかはわかりやすいかと思いますが、名前も知らない木って沢山あるのではないでしょうか。でも、一度知ってしまうと、いつも見かける木に名前がついて、ただの木ではなく、名前のついた木として認識するようになることでしょう。

反対に、正しい振る舞いを知らずにいるということは・・・・