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注目の若手舞台俳優

推し。増やせば楽しいが、経済的なことを考えるとそんな安易に増やすものではないとわかってはいるものの、どうしても。いや、気づけば増えている。
元々本命だと言い張っていた推しとは別に、成長を見守り頑張って欲しいと思う若手俳優を今回は紹介したい。


岡宮来夢(おかみや くるむ)
1998年4⽉23⽇
⻑野県出⾝。

ジュノンボーイ準グランプリ後、オスカープロモーションのエンターテイメント集団 男劇団 青山表参道Xのメンバーのなり、その後ミュージカル刀剣乱舞の鶴丸国永に抜擢され、その後舞台の仕事が途切れない。
そう、今回のおすすめはこの男。

いや~~~すごい。
私の知ったきっかけはもちろん、ミュージカル刀剣乱舞(以下、刀ミュ)なんだが。元々伊達組としてキャラクターを好きでいてからメディアミックスに来るたびに騒いでたところに等々やってきたのだ。
今でも覚えている。
ミュージカル刀剣乱舞から新作公演のお知らせがやってきて、動画を開くと見知ったシルエットが出てきて。知っているのに理解は追いつかず、思考は停止はするが画面は止まることを知らない。さっさと見たい気持ちも相まって、いっそのことお前の望んでいた推しだよと殺されたいとばかりに動画を進ませ発表されたあの時を。
職場で悲鳴をあげなかったことを今でも褒めたいと思う。
鶴丸国永。
舞台(以下、刀ステ)の方には、2人の役者さんが演じているが、今回の刀ミュでは初お披露目。
どんなビジュアルかと思えば、刀ステの2人とまた違いとても幼く見える。
かわいい。
今後、この刀が、この人がどんな演技をするのか。
そりゃもちろん、発表初日に来夢くんのTwitterをフォローした。

現地当日。
いつもは少しネタバレを見て現地に見に行くことが多いのだが、今回は我慢した。本当に。
生で全身で初見で浴びようと。割と席も悪くない。
幕が上がり、始まる。
かわいい見た目とは違い、低い声の伸びのある歌声で。
かわいい見た目なのに、男なのだ。本当に、男をちゃんと感じる声・・・。
全審神者はきっと忘れていた。
鶴丸国永という刀は見た目詐欺だったと。
あの日あの時だって、可愛らしい儚い見た目。男なのに、美人と思っていたら、あのひっくい声で、男だーーーーーーとなったあの日。

それを思い出させてくれた。ありがとう。
そうだった。鶴丸国永ってそういうやつだった。

そして役者本人に対してだが。
初舞台とは思えないぐらいに堂々と、そして歌も良し。
いい。私はあの日現地で沼に落とされた音を聞いたはずだったが、きっと自覚をしていなかったんだろう。
そして、これは後の本人の生放送配信で言っていたことだが、ボイトレを始めたのはこのあとだったとか。

歌が上手いって得だわ……。

次の舞台

刀ミュ終了後、さて。この後はよくあるストレート舞台。
(2.5次元界隈の言葉なのかな?2.5次元、アニメなど原作でない舞台をストレートと呼ぶことがある)
5 Guys Shakespeare - Act1 :[HAMLET]

シェイクスピアと聞けばロミオとジュリエットというタイトルを聞けば
あぁ~~となる人が大半だと思う。私もそうだ。
その中にまた一つ代表作として、ハムレットがあるのだが。
オフィーリアの絵画と検索すれば、見たことある人もいるかもしれない。


これのお話を今度は主演でとのこと。
はぁ~~~これまた大活躍。どんなものなんだ、と見てみると。
これまでの可愛らしい雰囲気と違い、重くしんどい話に本人も取り込まれているようだった。刀ミュはストーリーは重たい物もあるが、2部構成であり1部は本編。2部はライブパートとなっているが、ライブパートの華やかな彼を見ているからこそ、全く違う彼の姿に本当に引き込まれた。


成長を感じた

その後も、「君はいい人、チャーリーブラウン」や、「BANANA FISH」など出演していたが、きっと彼が変わって学んだのはこの後の帝国劇場であった「王家の紋章」。
なぜかピンポイントで忙しくてこの舞台だけ見ていないのだが、この後の刀ミュ、静かな海のパライソ。
歌が本当に良くなった。
いや、良くなったなんてレベルではない。
今までは、2.5次元舞台のよくあるミュージカルパートの歌。
から、ミュージカルを劇団の人たちが歌っている体から声を出して体全体が響いているような歌い方をしている。
素人でも歌がうまくなったとわかるレベルだ。
コロナ禍での観劇だったので「え、まって」とオタク特有の理解が追いつけない時に使用する言葉を心の中で思った。


殺陣が上手くなった、演技が上手くなった、歌が上手くなった。
俳優を推して応援していてそれを感じる事はあるが、最近は格段をそれを感じるよりは、安定を求めて推して観劇に行くことが多くなってしまったが来夢くんに関しては本当に応援を続ける事でこんな風に成長を感じて行きたいと改めて思った。

これからも彼はきっとボイトレにいったり、いろんな役や人に触れてきっと演技の幅も広がる。成長を感じて一緒に応援していきたいと思える俳優ができて、きっと今推していて楽しい俳優だと思う。
私は今来夢くんを応援している事に誇りに思うと同時にまぁ、人間、いやオタクあるあるかもしれないけれど、有名になると少し寂しいみたいな気持ちもあるが、私は古株ぶって今後も陰ながら応援を続け彼の活躍を見守りたい。

今は絶賛舞台ブルーピリオドの最中。


もうすぐ終わってしまう上に、今回現段階では配信のみで円盤はないとのことなので見れる方はぜひ見て欲しい。
主演をやっている。

そして、つい先日発表があったミュージカル「ファンタスティックス
アメリカにおけるミュージカル最長連続上演作ともいわれ、今回も主演。東宝ミュージカル初主演。
こんな数年でここまで抜擢されるとは思わなかったが、来夢くんにはミュージカル俳優の才能があったんだろう。
本当にそれは感じられる。これも凄いことにまだ、主演の来夢くん意外誰が出るか発表がないのもすごい。作品と彼の名前で話題性もあり集客を見込めると思ったのかもしれない。

また、同じく私の大好きになった刀ミュでは5月から真剣乱舞祭
その後夏には鶴丸国永・大倶利伽羅双騎が決まっている。
その他の出演者に唐橋充さんと岡幸二郎さん・・・・何事なの。
演技に歌に見せつけてくるじゃないと。
きっと彼はまたここでもいろんなことを学び、成長し、舞台を見ることには同じように成長に感動しているのかもしれないと思うと、まだ季節は春に変わったにも関わらず楽しみで仕方ない。

余談だが、10月には京都で写真集のイベントがあるとのことだ。
私はとても軽率に申し込んだ。
オタクちょろい・・・。
だが、役ではなく岡宮来夢本人を目の前にして会えるのはこういったイベントでしかない。
私は今年も働き、そして楽しみを掲げながら生きていく。

私の今の注目で熱をあげて推している俳優さんの紹介でした!

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