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《ミズクラゲ飼育》①ポケット飼育との出会い

こんにちは。海月堂店長のこやまありさです。
初めの投稿で「胸元の小瓶に入れてクラゲを飼って...」と書いたところ、大変気になる!とリアクションをいただいたので、今回はクラゲの飼育についてお話します。

はじめに 〜ミズクラゲはポケットで飼える?〜
店主が高校で生物教員をしていた頃、
同僚の先生がミズクラゲを譲ってくれました。

その先生から飼育方法を聞いたのか、教員同士の勉強会で聞いていたのか忘れてしまったのですが、私はポケット飼育に挑戦することにしました。

ポケット飼育とは、その名の通りポケットの中でクラゲを飼育する方法です。もう少し正しく言えば、ポケットに入るくらいの小瓶でミズクラゲを飼育するということです。

クラゲを飼った方ならご存知かと思いますが、
クラゲの飼育で重要なのは、水流の環境構築です。

クラゲは自力で泳げません。水流が弱すぎるととクラゲのエサとなるプランクトンを取り込むこともできないまま、水槽の底に沈んで死んでしまうのです。
また、水流が強すぎると、体が崩れて死んでしまいます。
絶妙な水流の強さが必要なのです。

この問題を解決したのが、ポケット飼育です。
元はウニの幼生(ウニの子ども)の飼育で用いられていた方法だとか……。
詳しい方法は実教出版さんのHPの授業実践ページに載っているので、気になる方は御覧くださいね。

2015年1月28日
さて、小瓶とエサとなるブラインシュリンプを用意して、いざお迎え。

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か、かわいい〜!フヨフヨ泳ぐ姿に癒やされます。
エフィラという、クラゲの赤ちゃんです。形が少しギザギザしていますね。
大きさは直径5mmに満たないくらいでしょうか。

2015年2月5日
1週間たつと、ほんの少し大きくなっていました。

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カサみたいな形に変形してきました。
当時、原因を調べたんだけどなんだったっけなぁ……。

餌やりや大きくなってからの様子は、また次回!

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