こんな子になって欲しいをドラクエで例えると…

巷では、

・日本の子ども達は自己肯定感が世界の中でもすごく低い
・ヘリコプターペアレントが子どもの主体性を無くす
・受験が生み出す教育虐待

などと、ネガティブリリックで溢れてますね。

私も、小学生の母親として、このようなニュースはかなり読み込んでおり、
自分なりに解釈して、日々の育児に活かそうとしておるわけですが、

答えが無いことだから、ずっとスッキリしないわけです。。。

が。いや、まてよ。
答えが無いから、むしろ何にでも例えられるじゃないのかな?

…なんて、妄想が出てきましたので、
今回はこんな子になって欲しいをドラクエで例えてみようと思います。

ちなみに、ドラクエの説明はいたしません。
ⅠとかⅡとかのシリーズ縛りもいたしません。
ただただ、ドラクエというゲームに当てはめて、
あたしの子育て論を展開いたします。

ドラクエってね、まず、主人公が自分なんですね。
つまり、最初から最後まで、自分が決めなくちゃいけないんです。

もちろん、シナリオがあるんだけど、そのルールの中で、どんな自分でも良いんですね。

例えば、お金を貯めるだけ貯めて、最高の武器防具を揃えて、圧倒的強さにしながらLvはそこそこでクリアも良し。

例えば、仲間を作らず1人で戦いを挑んで進めていくもよし。

例えば、シナリオ進めると出てくる仲間の名前と予め同じ名前ではじめて、その後の戦闘ダメージ受ける度に「え?え?どっち??(〃▽〃)」ってキャッキャウフフしてもよし。

自分が進めたいやり方で進める事ができるんです。

そして、シナリオは、シリーズ色々あるけれど、
どれも全てに共通するルールとゴールはこれだけ。

ルール:ぶっちゃけ、死ななきゃいいの。
ゴール:ラストは幸せになれればいいの。

そう、あたしたちの人生と全く同じ。

そのゴールは、ゲームの中だけで言えばその世界を危機から救う一択なのだけど、
プレイヤーサイドから言わせてもらうと、ドラクエ終わった後には、
やり遂げた嬉しさや、もっとこうやりたいなって言う反省や改善が、
そこはかとなく出てきやしないだろうか。
そんな時、「超絶たっのしぃー!」ってなりやしないだろうか。

ゴールにある幸せの形は、人それぞれ違っていいのだ。
それを幸せだって自分が思っていることがとても重要で。

そして、途中途中でセーブしながら、振り返りながら、
自分自身の「楽しい!」の声を確かめながら、
やり直してもいいから、常に、

「自分軸で、全ての行動を、幸せだと思う方に選択し続ける」

ということが、醍醐味だと思うわけです。

すると何が起こるか。

周りに良い仲間がどんどん引き寄せられるんですね。

カジノコイン買う時に、枚数を838861って入れると4Gで買えるんだぜ!

とか、

ハーゴンの神殿でまやかしの時に武器付け替えてルビスのまもり使ったら、はかぶさの剣が出来るんだぜ!

とか、自分にとって有益な情報が得られて、また進めやすくなったりするわけです。

もっと言うと、さらにその先の未来で、
プログラムの桁あふれについて学んだ時に、

「あ!あの4Gで買えたコインの謎は、桁あふれによるバグだったのか!」

なんて真相も分かったりなんかして、より深い学び(とネタ積み)が続くわけです。

そうすると、人生はより楽しくなり、
人と争う気にさえならないんじゃないかな、と。
そんな暇ないんじゃないかな、と。

そんなことを、考えるわけです。

つーことで、結論。
こんな子になって欲しいをドラクエに例えて考えてみると、

「自分軸で、全ての行動を、幸せだと思う方に選択し続ける」ということが出来る子。

という、とても大切な本質に辿りつきましたとさ。

fin

私立カトリック小学校に通うツン強めのツンデレな女児を持つ40代会社員です。特記事項としては、元ディズニーキャスト、元ナンジャタウンキャスト、現在不動産会社フルタイム勤務の傍らバンド活動もやってます。座右の銘は「器用に生きる」。好きなお酒はラフロイグ。好きなゲームはドラクエ。