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追い詰められ餃子

年が改まるというのはいいことだとしみじみ思う。私のような無精な人間は、きまりのようなものがないと家が片付かない。じわじわ増える本、洋服、一生分ゆうにある紙袋を収納できる量に整理し、通気口の埃など掃除。パソコンの中の古いデータまでざくざく捨てた。正月休みのほとんどを大掃除に費やした。

昨夜は、今年最初の投句締め切り。驚いた。まったく書けない。大掃除で頭の中のものも捨ててしまったのか。いやいや、書こうと思えば書けないことはない。いいかどうかの判断のつかないような句が書けない。するっと書けるような句を出したんじゃ意味がない。そう思える座で川柳ができることをありがたく思いつつ、新年早々締め切りに遅刻して真夜中に送信。さらに10分おきに2度も訂正したのであった。

余裕のないときほど手の込んだものを作りたくなる法則に従って作ったのは餃子。キャベツがなかったので白菜でしたら、ちょっとニンニクに負けた。

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