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身体との対話を通して

身体との対話。

何か特別なことをしないといけないように思うのだけれど、

身体のことを教えてくれている先生が
「コンビニとかで、飲み物を買うときに『こっち』って選んでることが、すでにそうですよー」
「道を歩いていて、こっち行きたい!っていうことだってそうですよ。」
って話されていて、とってもハードルが低くなりました。

1つ前の記事の買い物の話の続きで言えば、
食べる物を買うときが1番、私には分かりやすくて

仕事で帰りが遅くなって、スーパーのお惣菜コーナーへ行ってみたとき
「何が食べたいかなぁ」って思いながらみていると
「揚げ物はイマイチだなぁ」「お弁当もなんか違うなぁ」「お惣菜って気分ではないのかも」
お惣菜コーナーから離れて、鮮魚コーナーへ行ってみると
「あ!お刺身美味しそう」「海鮮丼が食べたい」「焼き魚もいいなぁ」
っていう感じになることが多かったのです。で、海鮮丼を買って帰ることも多かった。

それまでは、
仕事で遅くなったから買って帰ろう、この時間なら割引になっているものもあるしっていう感覚だったので、
自分が今、何を食べたいか」ということは、完全に無視でした。

ただ、「家に帰ってからのんびりしたい」という願いを叶えていたので、それはそれでよかったし、何を大事にしたいかっていう優先順位もあるとは思うのですが、
意外と、生活を見直してみると、お惣菜を買って帰った時も、家で何か作った時も、やってることや費やしている時間はあんまり変わらないということもわかって、愕然とした経験もあります。私の場合。

そういう経験を経て、惣菜を買って帰ることがほぼなくなりました。
スーパーで何か出来合いのものを買うとしたら、海鮮丼がダントツ。お刺身食べたいときに買っちゃう。

ちゃんと食べたくて買うので、満足できる。

ただ、美味しかったから次回も・・・というと、そうでもなくて、

先日、身体の学びに泊まりがけていったのですが、
夜に喉が渇いて、ホテルの自販機に飲み物を買いに行った際
100%のグレープフルーツジュースに目が行き、買って部屋に戻って飲みました。
その時はめっちゃ美味しくて、今はこれが飲みたかったんだなぁと思ったのですが、

この美味しさを明日の朝も味わいたい!と思い、もう1本買って、次の日の朝に飲もうとしたのですが、なんか飲む気に慣れず、結局、帰りの高速バスの中で飲みました。その時も、ホテルで飲んだほどの喜びもなく・・・。好きだし、美味しいのですが、
美味しかったからといって、毎回身体が必要としているワケでもないんだなぁと感じました。再現になってしまうのかなと。

そんな感じで、自分の中で、「何を食べたいかな」と思って選んで、食べてみてどうだったかっていうことを1つ1つやっていくことで、自分を知っていく、自分と仲良くなっていってるような感じがしています。

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