他人の言うことなんて・・・
自分の過去のことを振り返っていて思うことがあった。
「お前には向いてない」とか「できるわけない」って言う言葉。
あれ、信じなくてもいいものなんだなぁって。
そんな私も、新卒の時からずっと保育士を続けている。
新卒から4年間勤めた職場。
4年目のこと。
一緒にクラスを受け持った先輩に言われ続けた言葉がある。
それは
「気配りできないやつ、人間として最低」
「お前には保育士向いてない」
1年間、言われ続けた。勤務が終わったら、1日の自分の保育を振り返ってダメ出しの連続。その度に放たれる、人間として最悪。子どもが可哀想。保育士向いてない…という言葉の数々。
それでも、先輩に言われたことを、少しでも改善すべく、夜遅くまで準備して、朝早く出勤して準備して。。。な毎日。
それでも、言われ続けた「最低」「保育士向いてない」と言う言葉。
結果、精神的にしんどくなり、その職場はやめて、半年ほど、保育の現場を離れたのですが、また、巡ってきた保育士の仕事。
「保育士向いてない」と言われたけれど
結果的に、10年後には「施設長」と名のつく役職を経験。
その役職についた頃に、とある研修でその当時の先輩に偶然会うことがあったのですが、役職に就いたことは内緒で、当時はお世話になりましたとお礼を伝えたら、
「保育士に戻って来たんだな」と言われた。
たくさんしんどい思いをしたけれど、
先輩から教わったことは糧になっていることもたくさんある。
ただ、「保育士向いてない」とか「人間として最悪」という言葉は、
職場が変わったら、正反対のことを言ってくれる方がたくさんいた。
「お前には向いてない」とかそういうことって、人が決めることじゃない。
向いてなかったとしても、本当にやりたいことなら、諦めずにやればいい。
自分としては、保育士に向いているかどうかは正直わからないけれど
好きな仕事だから、今も続けている。
何をしていても、嫌われるときは嫌われるから
自分に嘘をつかず、好きなことやろうって、そんなふうに思えた。
今も、施術を学んでいるけれど、
「今から学んでも、あなたにできるわけない」って言われたこともある。
でも、やってる。楽しく学んで、身体を貸してくれる人を探して、試させてもらっている。
「向いてない」「できるわけない」
他人のこの言葉は、信じなくていいと思うし
その言葉が本当かは、自分がやってみて証明したらいいと思う。
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