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チャレンジしてみる

先日、友人が主催しているオンラインの読書会に参加した。

読書会で取り扱っている本はこれ

「人を動かす」

https://books.rakuten.co.jp/rb/1101903/

この本は、結構前に買ったのだけど、なかなか読み進められずにいた。

なので、一人ではなく、誰かと一緒なら、読んで深められるかな・・・という

そんな安易な理由で参加を決めた。

自分の職場の保育園では、後輩育成ということが、ただいま課題中の課題。

人が育つどころか退職が多い。

自分も、2歳児を担任しているが、今年度始まって4日で、一緒に組んだ、今年から入社した若い職員が飛び、現在は、5月から入社した保育士経験2年の若い先生と組んで日々保育をしている。

自分のクラスの後輩は、とても素直で、仕事はとても時間がかかるが頑張り屋さん。受け持ちの元気一杯な子供達に、たくさん悩んだり、難しさを感じたりもしながら、一生懸命保育に取り組んでいる。

他のクラスの若い先生たちが、園長も主任もとても気にしていたり、後輩を育てて行くことがあまり得意ではない職員も多いので、どうしたもんだろう・・・という現状である。

読書会に参加して、日々実践することで何か変化があるかなぁと思いながら、ここに書いていきながら取り組んでみようかな。

そんなこんなで、読書会に参加。

今回取り扱った内容は、「人の立場に身を置く」というところ。

ちょうど、子供の話がたくさん出てきたところだった。

人の中にある原動力にどう火をつけるか。。。みたいな。そんな印象をうけた。

受け持ちの子供たちを思い出してみる。

ちょうどトイレトレーニングの真っ只中。

トイレトレーニングも、ただすればいいというわけではない。

膀胱におしっこを溜めることができて、トイレで排泄できるということができるようになることが、スタートで、私が目安にしているのは、お昼寝から起きた時に、紙パンツを汚すことなく、トイレでおしっこができること。

それから、活動の合間(30分くらい間隔)でトイレに誘い、紙パンツにおしっこをすることなく、トイレでおしっこができること。

あと、「おしっこが出る」「おしっこが出た」と伝えることができること。

一番大事なのは、本人のやる気。

そこをみながら、トイレトレーニングを進めている。

うちの受け持ちの子供たちは、ほとんどの子が、身体の機能は備わっている。

ただ、「トイレに行くのが嫌」。なので進まない。

そこは無理はしない。

なのだけど、きっかけは突然くるもので、トイレでおしっこができるようになってきたことをきっかけに

「○○ちゃん、トイレでおしっこができるようになってきたから、お母さんに可愛い(かっこいい)パンツ、用意してもらおうか?」と声をかけ、子供も乗り気になってきたところで

保護者の方にお願いして、可愛いパンツを数枚、子供と選んで持ってきてもらった。

失敗してもいいように、多めの着替えも一緒に。

「○○ちゃん、今日はどのパンツにする?」と自分で選んでもらう。

なかなかトイレに行きたがらない子供も、自分で選ぶとすんなり行くことも多い。嫌がる時は無理しない。

それをみていた他の子供たちも、自分たちもパンツがはきたくなり、この1ヶ月で、布パンツで過ごせると思うんだけどなぁと思っていた子供たちのほとんどが、日中、布パンツで過ごせるようになった。

とある子は、お昼寝の時も、ほとんどお漏らししないので、おねしょシーツを持ってきてもらい、お昼寝も布パンツで寝てみたら。。。

おねしょシーツが羨ましくて、自分もパンツはくと言い出し、一気に一日中パンツで過ごせるようになった子もいる。

その人の原動力がどこにあるんだろう?

どうやったらこの子はやる気スイッチ入るかな?

どんな誘い方をしたら、この子が動きたくなるかな?

子供に対してはそういう目でみている。

後輩育成も、そこって変わらないよなぁ。

保育で、子供に対してしていることって、そのまま大人に対しても同じなんじゃないかな?と読書会を通して思えた。

動きたいから動く。

自分の身体を感じていても、そこは同じで、動かせるところ(原動力になるもの)が見つかったら、動けるのかな。。。

まだ、結びつくような、結びつかないような。。。

ということで、少しずつ、読み深めて、しっかりとチャレンジしていきたいなと思った。






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