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まずは受け止める

保育園では2歳児の担任をしている。

今年受けもった子供達。

湧いた感情をストレートにぶつけてくる。

なので、自分の思いが通らなかったり、危ないことをしていて止めたりすると、

「先生キライ!」

「先生うんこ!」

とよく言われる(笑)。。。うんこって、この年齢になって初めて言われたわ。。。と思いつつ(笑)

けど、その言葉の奥にあるものって

「こうしたかった」「これが欲しかった」「できなくて嫌だった」

っていう、その子の気持ちがしっかり隠れている。

まだ、言葉の数が少ない中での表現になるので、「キライ」とか「うんこ」という言葉で伝えてくれるのが、彼ら。

だから、うんこと言われながらも

「そっか。こうしたかったんだね」と、その子の気持ちを受け止めると、うんこという言葉も止む。泣いていても落ち着いたり、わかってもらえたと感じたら、逆にうわ〜んって泣いたりする。

そして、「こうしたかった」ということを少ない言葉の中でも伝えてくれるようになる。

大人に対しても、同じだと思う。

表面の言葉でつい反応してしまうけど、これって、どういう思いでこの人はこういうことを言うのだろうってそこを見ることって大事。

そして、これって、自分に対しても言えることで、

モヤモヤしたり、いろんな感情が渦巻いたりしたら、「嫌だ」とか「ムカつく」とかそういう表面の気持ちの裏側にある自分の本音をしっかり聞くといいと思う。

その怒りって、どこからきてるのだろう?

そのモヤモヤって、どこからきてるのだろう?

自分は本当はどうしたかった?

意外と、自分の本音を押し殺して、人のためにやってることって多い。

だからこそ、自分の「こうしたかった」「本当はこう思った」っていう本音を一旦受け止めるようにすることって大事だと思う。

本音がわかった上で、一旦自分の思いを横に置いて人のためにやるのと

自分の本音を聞かずに人のためにやるのって

似ているようで大きく違うから。

だから、自分の本音をちゃんと受け止めよう。

今日も子供達から

「先生うんこ!」「先生キライ!」と言われつつも

気持ちを受け止めたら

ふとしたタイミングで

「先生大好き」と言われたり。

子供たちの感情はジェットコースターみたい(笑)




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