あまりにも楽天的な自分に気づく

小生は、工学博士で、まぁ、物理が得意で、ボランティアで、科学教室なんかをしているんですが、たまに、大人の科学教室を実施していて、「量子力学」とか、「相対性理論」とか、女性の方とか、興味深々で、それは、いわゆる「スピリチャル」とかの世界で、出てくるらしいのです。「量子力学」のいわゆる「観測問題」が、いわゆる「スピリチャル」の「引き寄せ」に、対応するとか。最初の方は、目くじらを立てて、物理学の正しさを強調していましたが、そのひと、そのひとのよりどころを否定してはいけないと、かみさんに諭されまして、今では、「スピリチャル」との共生を模索しています。物理学者のパウリが、心理学者のユングに理解を示したように。
心理学といえば、「マインドフルネス」なるものが、流行っています。それで、あるひとにいわせると、「マインドフルネス」の目指す人物像というのが、小生だというのです。
いやはや。
犬型セラピー?!ロボットパトランを使ったぬいぐるみカウンセラーをしているのですが、それは、パトランと対話してもらうのですが、パトランが、自分という設定で、自分はカウンセラーということで、声色を変えてもらいます。ある程度、なじんできたら、パトラン(=自分)に、悩みは?と聞きます。パトランは、自分の悩みを話します。それに対して自分(=カウンセラー)は、真剣に答えるのです。これは、悩みを言語化した時点で、無意識の中では、解決策というのが、あって、それを有意識に引き出し、言語化する作業なのです。かみさんは、これをやって、無意識の自分が引き出され、非常に論理的にパトラン(=自分)に、アドバイスを行い、おもわず涙してしまいました。さて、小生はといえば、どのような悩みを打ち明けられても、「大丈夫、大丈夫、なんとかなるよ」と答えてしまいます。まぁ、それで、小生は、ぱとらんを抱きしめて、安心するわけですが、小生の無意識には、何事に対しても、「大丈夫、大丈夫、なんとかなるよ」という絶対的な楽天性が潜んでいることに、気づかされました。
この、自己肯定感。
さすが、マインドフルネスのひとたちが、めざすべき、人物なのかもしれません。

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