ネタバレなしのイカゲームを観た感想。これは観ておくのをおすすめしたい。
イカゲームは、今年のハロウィンの仮装にもなったりしたようで、Yahooニュースやらでも「あの○○の理由は?」などとイカゲームを観た人向けの記事が出ていたりして、なにかと話題になっているが、たしかにそれぐらいの面白さだった。
さっそくイカゲームのコスプレ衣装も販売されているみたい。
妻が観たというので、ネタバレされる前に観てしまおうと思って急いで観みみたら、ホントに寝不足になりながら観て、2日ぐらい時差ボケみたいになって大変だった。苦笑
日本版カイジと言われているらしいと書いたが、個人的には、さらにその先に行っているなと思った。
カイジの場合は、ゲームに参加する人々と、その胴元の主催者がいて、参加者はゲーム主催者に支配されている構図だが、
イカゲームの場合は、胴元の主催者の側にも組織があり、その中に上下関係があり、支配構造があることが描かれていた。
参加者を支配しているピンク部隊も、同様にその組織の中で支配されていて、ルールを破れば厳しく処罰される。
そして、その支配しているピンク部隊を束ねているリーダーもまた、別の存在に支配されている。
ゲームの参加者は、社会的弱者として描かれているが、それを支配する側もラクに生きてるわけじゃぁないのよ… という、この世の構図が描かれている。
そして劇中には、臓器売買や、脱北者といった社会問題や、キリスト教の要素が(最後の晩餐や、キリストが磔になった際に手の中央を刺された)散りばめられていたりもする。
お金を得るために動いているが、お金を有り余るほど得た人がどうなるのか?多くの犠牲の上で得た”お金”とはなんなのか?生きる上で何を選ぶのか?
そんなことを最後には考えさせられるドラマだった。
デスゲーム的なエンタメ要素がクローズアップされているけど、観終わったときには、そのエンタメ的な楽しさも味わいつつ、生き方とか、今の自分の人生とかも、いろいろ考えちゃうような感じ。
今、話題になっている間に観る価値はあると思う。今ならいろいろ関連記事も出てて、そういうのを読むのも楽しい。ちょっと沼ってしまって時間が溶けてることもあるけど…
『書く習慣』#1ヶ月書くチャレンジ、23記事目は、サラッとライトに感想を書くことにトライしてみました。
本当は、いろいろもっと書きたくなってるんですけどね。サラッと書く程度にとどめておく練習をしてみたいな、と思いまして。ではでは〜
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