４月の本

○絶望名言　頭木弘樹

ラジオのコーナーが書籍化された本ですね。私はこのラジオ聴いてないのですが、タイトルに惹かれて読んでみました。

まぁ文豪たちは絶望しまくっているわけで、そこから我々は安心感を、そして一緒に絶望を噛みしめようといった感じ。

この本の後半が特に響きまして、逆境に陥った人に、逆境の中で何か大切なものを見つけて私たちに教えて欲しい、みたいな感じがある、と。

もう海に落ちて溺れているのに、サザエ取ってこいみたいな。

あ～確かに。逆境に陥った人に謎の期待してる時ってあるよな。あるよな～。逆境の中で宝石を見つける人も確かにいるけど、そうじゃない人だっていっぱいいるわけだもんね。

これからは、逆境に陥って、ただもうへこたれて、ただ倒れたままでいて、なんの宝石も見つけられない人にも優しくしようと思います。

だから私にも優しくしてください。