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くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談 第154回 「官庁の障害者採用試験が終わったけど、これからの本気が問われるよね!」ってお話

[く] こんばんは。くらげです。

[寺] こんばんは寺島です。もう明日から新年度ですね!はやーい!

[く] 寺島さんは今息子さんの通学のために引越しの真っ最中なんですね?お疲れ様です。

[寺] そうです。ちょうど今、大阪に荷物を運んでいる最中です。自走で!(笑)

[く] 気をつけてお運びください。ボクも明日から新しい会社なので書類などの準備に追われているところです。いや、お互い余裕がないですが今週も頑張って更新していきましょう。

[寺] くらげさんの口からそんな頼もしい言葉が出るなんて!本当に成長しましたね!私も本当にバタバタして大変なんですけれども頑張っていきましょう。

[く] で、今回のテーマなんですけれどもやはり、新年度への抱負みたいなものにしますか?

[寺] いいんですが、ちょっとその前に国家公務員の障害者雇用の結果も出ましたので、この話題を取り上げましょう。 くらげさんも最初は障害者雇用水増しに怒ってたのに、自分が試験を受験しないとなったら急に触れなくなりましたしね(笑)

[く] いや、ちゃんと裏ではいろいろウオッチしてましたよ!(笑)ただ、あまりまとまった形で出しにくかっただけです。

[寺] 本当かなあ?(笑)いや、ニューくらげですからね、信じますよ。さて話を戻して、と。今回の障害者に限定した国家公務員採用試験は、合わせて754人が合格しましたね。これは当初の採用予定よりも78人多い数でした。

[く] 当初の採用予定より増えていたってすごく驚きました。報道によれば「思ったよりも良い人材が多かった」というコメントがあったんですけど、一体どういう人が来ると想定してのがちょっと気になりますね(笑)

[寺] 素直なコメントですね(笑)でも、どういう障害者が受験するかというのは本当に分からないから手探りだところはあるんでしょうね。

[く] 手探りなのは障害者サイドも同じで、私の周りにも受験した人が数人にいるんですけど、試験の難易度も分からなければ受験の仕組みも複雑なので困惑していましたね。

[寺] 特に二次試験の面接ではトラブルが相次いだようでしたね。

[く] ボクの知人も面接の予定が「内定者が決まった」と急遽打ち切りになったんですけど、その後にまた急遽面接受付が再開した、という風に翻弄された方がいました。もともとのスケジュール自体がタイトでしたけど、体力も精神力もめっちゃ削られてて大変そうでした。

[寺] 今秋にもまた採用試験を実施するですけど、その時は今回の反省を反映してもらいたいものですね。就労する側としては人生がかかっていますから。

[く] 当初に見込みより多く採用したとはいえ、障害者雇用率を満たすには全然足りないですからね。何回か繰り返すとは思います。あと、面接では特に精神障害者に障害のことに関してハラスメント的な質問があったとか、十分な情報保障がなかったなどの問題も聞いていて、採用する側のリテラシーを上げてほしいな、とも思います。

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妻のあおががてんかん再発とか体調の悪化とかで仕事をやめることになりました。障害者の自分で妻一人養うことはかなり厳しいのでコンテンツがオモシロかったらサポートしていただけると全裸で土下座マシンになります。