車を買うこと/おとなになること/愛する人を運ぶこと
現在、目の前に軽バンのローンの契約書がある。駐車場の地図だとか、引き落とし口座の手続きの紙とか、委任状などは全部書き終えたから、最後に印鑑を押してしまえば、2月中には中古の軽バンが今借りている駐車場に配送されるはずだ。
契約の確認も終わっているし、審査も多分全部終わっているから話は全て済んでいる。この契約書はほとんど形式的なものに過ぎない。だけども、最後のこの一押しがなかなかできないでいる。
それは「これまでの人生で一番高い買い物」になるものだから怯んでいる、というのもあ