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大好きな花、スイセンが満開よ〜

庭のスイセンが満開です。
好きな花を問われると「スイセンとスミレ」と、子供の頃から同じ答えです。

庭のいろんな種類のスイセン

母が長女で私が初孫という巡り合わせもあり、幼い頃にまだ ひいひい爺ちゃんが生きていました。
「山のお爺ちゃん」と呼んで、母の実家の裏山へよく連れて行ってもらっていました。
裏山にたくさん咲いていたのが、スイセンとスミレだったから好きになったのです。
幼い頃は自分の身体が小さいから、ものすごい数のスイセン群生地と思っていました。
大人になると、そうでもなかったのだと感じること…ありますよね。

何度も何度も裏山へ行きたがり…ひいひい爺ちゃんもウンザリしたと思います。
家の中に活ければ 行かずに済むとでも考えたのでしょうか、取ってもいいと言われて 小さな手で握りしめるくらいの本数のスイセンの花を摘み 仏壇に活けました。
私の花活けの始まりは、たぶん祖父母の家の仏壇の花だと思います。
2歳か3歳から、よく預けられていましたから…。

スイセンの茎は、大きなストローのように空洞です。
葉は、ニラの葉のように平べったい形状ですね。(間違えて食べると死にますよ)

中学生になって、華道を習い始めて スイセンの花を活ける時に「はかま」(根本の筒状の白っぽい部分)を使って、花と葉を組み直す方法を習いました。

それまで、バラバラになってしまう花と葉に ちょっとイラついていた私は感動したのです。
そうか、お花を美しく飾るためにこんな方法があるのね!
もっと色々な技を知りたい…お稽古が楽しくて仕方ありませんでした。
「はかま」を履かせるのも得意でした。
花屋に勤めて先輩から、よく知っているねと褒められたのも嬉しかったのを覚えています。


嵐のような強風で倒れた花でアレンジ

春の花は、寒さが緩んだとたんに ワッと一斉に花を咲かせるのでワクワクした気持ちになります。
春は風が強いけれど、サクラ以外の「お花見」に出かけるのもよい気分転換になります。

お外へ出掛けたくない方は、こちらへまた お花の写真を見に来てください🌼
いつもお越しくださり、ありがとうございます😊

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