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電車に乗ってて、思うコト

昔、ある本で読んだコトがある。タイトルは忘れたが…
『意志を持って行動せよ』

例えば…
「電車で席に座りたい」と思っている時は、電車が
駅に入って来た時から空いている席に目星をつける
べし。確固たる意志を持ち、自分が座る席を確保せよ、とのコトらしい。座れないのは、自分で『座らない』
コトを無意識にでも選択しているらしい。
確かにふわ〜っと、「どこか、空いてるといいなぁ」
レベルで待っていると完全に座れない。全てが前準備と「絶対座るぞ」という意志で決まる。

先日出勤時に電車の列に並んでたら、しれっと
おばちゃんが、私の前に入った。しかも後から、
そのおばちゃんの母親らしき人もしれっと並んだ。
仕方がないから、私は「並んでるんですけど?」と
その親子に声をかけたが、無視された。私の後ろに
並んでいたお姉さんには申し訳なかったが、諦めた。
彼女たちは普段からそうなのだろう。

電車が来た。もちろん朝の8:00代の電車はわりと
混んでいる。まぁ…私の乗る次の電車は運が良ければ
座れる程度の混み具合だ。しかし、1本前のその電車は
前述した通りだ。私は予定通り、その電車には
乗らなかった。そしたら、件のおばちゃんに睨まれた。おばちゃんの母上は、もしかすると、優しいどなたかが席を譲ってくれるやもしれぬ。私は心の中でほくそ
笑んだ。こんな私は性格が悪いのだろうか、と時々
悩むんだけど…

他にも電車で絶妙に嫌な座り方をする人がいる。
6人掛けの席を4人で座る人だ。まぁ…ぽっちゃりの私
だとずるいけど、5人で座れるとありがたい。それぞれのパーソナルスペースの関係上、他人の私がとやかく
言う筋合いはないのだが…ビミョーな隙間に堂々と
座れるほどのスレンダー美人でもないので、ねっちょり
恨めしげにその隙間を見つめるしかないのだ。そこに
堂々と主張し、座るマインドの人はすごい、と思って
しまう。

そう、『意志ある者が勝つ』のだ。ただ『意志ある者』の発揮場所が難しいと思う。場所によっては図々しく
思われるし、ある時は賞賛されるコトもある。こうして毎日自分と世間と戦うコトになる。
自分が行いの良い人にシフトすると、モヤモヤする
確率が上がる。モゲさんの『お金持ちスイッチ、
押しちゃう?』の中であったように自分は、徳を
積んでいると思うとラクで楽しいのかもしれない。


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