『一生お金に困らない山投資の始め方』を読んで（ネタバレあり！）

スキを頂いたご縁で教えて頂いたこの本。
Masaaki Mitsuyasuさんの「家は人に貸すより、1円
で家を売ったがいい??」の記事の中で紹介されていた
本である。

タイトル　『一生お金に困らない山投資の始め方』
著者　　　 永野　彰一
発行　　　 クロスメディア・パブリッシング
発売　　　 インプレス

「不動産を生業にするにはセンスがいる」
ある人から聞いた言葉である。
駅近のマンション群の中で、常に新店舗が入り、
つぶれを繰り返している物件がある。
私が知っているだけで…
パン屋さん → クリーニング屋さん → コイン
ランドリー → ケーキ屋さんである。
角にあるし、出勤する人が大勢、前を通るんだけど、
なぜかつぶれる。だから商売は難しいし、お金も
かかるのだろうと思っていた。

ところが！この本では…
山や物件を1円で買い取るだけで驚きなのに、
迷惑料的なもので、お金をもらって引き受けることも
あるらしい。
もちろんその「迷惑料」にはきちんとワケがあって、
納得のものではあるのだけれど。

固定資産税の免税点（一定金額に満たなければ課税
しないとするその金額）は30万円以下ですから、
山の評価額が30万円未満なら税金はゼロですが、
30万円に達すると年間5000円くらいの固定資産税を
払う必要があります。

と書いてあるではありませんか！うちの固定資産税、
そこそこ取られているのだが！どういうこと？と
思ってしまった。しかも、

所有している土地に電柱があると、電力会社から
「電柱敷地料」という名目でお金がもらえるという
のです。

またもや、何それ？状態だ。とにかく私は、不動産は
お金持ちが持っているものとだけ、と認識していたの
だが、目から鱗状態である。自分の無知を呪う。
勉強せねば！

ここまではほんのさわりで、他にもいろいろ教えて
くれる本である。
そしてお金持ちになった人は、たいてい人のために
何かをする。自分の生活だけでいっぱいいっぱいで、
自分がお金持ちになることを夢見ているだけの私は
まだその境地には全くたどり着けてはいない。

「思いついたら、すぐに動く」
成功者たちが、よくそう言っているのを聞く。そう、
著者のフットワークは、驚くほど軽い。

それから、自分のお金の使い方も少し考えさせられる
本だった。何にどのようにお金を遣うのか…そこに
人格が現れる。今回はそんなことに気づかされた本
だった。

よければ、読んでみてください。