見出し画像

エドワード・バッチ著作集

2008年12月10日に日本語訳が発売され、ベストセラーとなっている「フラワーエッセンスの神髄を探る エドワード・バッチ著作集(BAB出版)」。

クプクプでも、フラワーエッセンス「実践セミナー」のテキストにしている重要な本で、バイブルとしてご紹介しています。

フラワーエッセンスは、とてもシンプルな癒しです。

バッチ博士は、フラワーエッセンスを発見した1928年から50歳で他界される1936年迄、自然治癒力は誰にでも備わっていること、野辺に咲く植物が、私たちの魂と肉体の葛藤を癒し、自ずと肉体的症状も癒されていく真の治癒に導くことを、何度も繰り返し述べていらっしゃいます。

ホメオパシーの医師でもあったバッチ博士が、ご自身の臨床経験を経て、フラワーエッセンスに移行していった経緯もわかります。

フラワーエッセンスだけではなく、自然療法に携わる人々にとって一つの指針になる本としてもオススメです。

クプクプでは、フラワーエッセンスを体系づけた英国人医師「エドワード・バッチ」博士の誕生日(1886年(明治19年丙戌)9月24日(金))、感謝の気持ちを伝えたく、ささやかなお誕生日会を開催しています。

近年では、英国ヒーリングハーブス社のジュリアン・バーナード氏の「エドワード・バッチ著作集」や「植物のかたちとはたらき」を翻訳され、プラクティショナーとして長年活躍されている谷口みよ子さんをお迎えしています。

この時代だからこそ大事にしたいバッチ博士の晩年の文書を下記に引用紹介します。第3章 書簡とその他の執筆

「仲間への書簡(1936年10月26日)」

仲間の皆へ

身分や地位を越えて平等に、次のことを基本に献身する、小さな友愛の会を作るのは、本当に素晴らしいことだと思う。

1.人々から忘れ去られていた治療体系が我々に明かされたということ。神聖なるハーブのレメディーの単純さを通じて、人が病に打ち勝つ力を備えていることを、我々は断固確信して伝えていけるということ。

2.他の人の考えや意見を絶対に批判したり、非難しないこと。人は誰もが神の子であり、1人ひとりが自分らしいやり方で父なる神の栄光を理解するために努力しているのを決して忘れないこと。その一方で、怖れという魔物に対しては古き時代の騎士のように、徹底的に退治すること。そして、苦しむ人に落胆させることを一切言ってはならず、「希望」や、何より「確信」をもたらすことができるのをよく理解すること。

3.この神聖な務めにおいて経験する成功や賞賛に絶対に流されないこと。自分はただ神の偉大な力を伝える使者にすぎないことを自覚すること。

4.周囲の人から寄せられる信頼が、ますます大きくなるときには、自分は助けを必要とする人のところにつかわされる神の使者であるとはっきり伝えること。

5.人々が健康を取り戻すのは、癒しをもたらしている野辺のハーブが神から授けられた自然界の贈り物であるからだということを明らかにすること。このハーブが、神聖な恵みだからこそ、人々に愛や慈しみ、優しい思いやりや神の全能なる力への信頼を取り戻させるのだということをはっきり知らせること。

画像1

シンプルで力強い自然療法を残してくださったことに感謝を込めて。

フラワーエッセンスが体系づけられて85年が経つ今、植物をとりまく環境も大きく変わりました。野辺のハーブが、健やかでありますように。そのためには、わたしたちの日々の生活、農業、遺伝子組換えなど、すべての循環が健全に風通しが良くなるように、生活を切り替えていくことが大事だと感じています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?